「1月の移籍市場を待っている」香川真司の現況をサラゴサ紙がレポート!「より魅力的なオファーを…」

2020年11月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

具体的なオファーが届いたものの…

現在もサラゴサにある自宅でトレーニングを続けているという香川。(C)Rafa HUERTA

 10月2日にサラゴサとの契約解除が発表された香川真司は、1か月以上経った今も、新たな所属先を見つけられていない。

 サラゴサの地元紙『El Periodico de Aragon』によれば、香川の元にいくつかの具体的なオファーが届いたものの、契約に応じる気配はないという。

「すべては、彼がこの場所を去るのは1月になるだろうということを示している。スペイン国内や国外からいくつかのオファーに対して、彼は魅力を感じなかったようだ。そのため、より魅力的なオファーを見つけるために、1月の移籍市場が開くまで待つことになるようだ」
 
 同紙によれば、香川本人がスペインでのプレーを望んでおり、サバデル、ログロニェス、カステジョン(いずれも2部)から強い関心が寄せられていたが、具体的な契約に発展しなかったという。そのほか、イタリア、ギリシャ、トルコ、ブラジル、カタール、ロシア、MLSのクラブからオファーが届いたようだが、すべて選択肢から除外したようだ。

 現在はジムのように機材の整った自宅でトレーニングを続けているほか、サラゴサ市内のスポーツ施設を使ってコンディションを整えているという。芝生の上でボールを蹴ることもあるようだ。

 フリーの香川は、移籍期間に関係なく契約を結べる。ただ、移籍市場が開き、クラブ側の動きが活発になるまで、決断を待ちたいということなのだろう。

 はたして、冬の移籍市場でお眼鏡に適う新天地は見つかるのか。今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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