「等々力が魔法に酔いしれた」ブラジル・メディアが“ダービー”で輝いた川崎の三笘薫を絶賛!「偏愛をより強く…」

2020年11月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

川崎の強さは“サッカー王国”にまで

1ゴール・1アシストの活躍で川崎をダービー勝利に導いた三笘をブラジル・メディアが絶賛した。 (C) SOCCER DIGEST

 通算3度目のJ1制覇へ川崎フロンターレがあと一歩のところにまで迫った。

 11月18日に開催されたJ1第30節で、横浜F・マリノスとの"神奈川ダービー"に臨んだ川崎。53分に三笘薫のゴールで先制したのちに追いつかれるも、90分にジェジエウが勝ち越しに成功し、その5分後に小林悠がダメを押して3-1で白星を挙げた。

 昨シーズンの覇者を打ち破り、21日に開催される28節の大分戦で勝利すれば、リーグ最速優勝を決められる川崎。今やその強さは"サッカー王国"にまで知れ渡っている。

 ブラジル・メディア『Globo』は、「新人ミトマのMVPはあるか? 川崎が日本のタイトル獲得へ一歩前進した」と銘打ったマッチサマリーを掲載。そのなかで大卒1年目ながらチームを牽引している三笘のパフォーマンスを絶賛した。

「緊張感のあったダービーでの後半、トリコロールが流れを変える決定的なチャンスを無駄にする一方で、フロンターレはミトマがマツバラとのバトルにほとんど勝ち、数え切れないほどのチャンスを作った」
 
 さらに左サイドを個人技で突破した三笘が小林のダメ押し点をアシストしたシーンについて、「等々力の群衆がミトマの魔法に酔いしれた瞬間だった」と綴った。

「コバヤシの大きなゴールは川崎を歴史的な勝利に導くものであると同時に、このチャンピオンシップで最高の選手でもあるミトマへの偏愛をより強くするものでもあった」

 連覇を達成した2018年シーズン以来のJリーグ制覇に王手をかけた川崎。土曜日の大分戦で目標を果たせるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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