【J1採点&寸評】仙台2-2FC東京|ACLに向けても好材料!復帰の東、攻守の要・高萩の存在感は絶大。しかしMOMに選んだのは…

2020年11月19日 小林健志

仙台――負傷者が戻りポゼッションの質が大きく向上

【警告】仙台=パラ(27分)、佐々木(38分)、平岡(51分)、I・クエンカ(83分) FC東京=小川(50分)、東(68分)
【退場】仙台=なし FC東京=なし
【MAN OF THE MATCH】松下佳貴(仙台)

[J1リーグ32節]仙台2-2FC東京/11月18日(水)/ユアスタ

【ハイライト動画】FC東京が先行するも仙台が二度追いつきドローに持ち込む

【チーム採点・寸評】
仙台 6

前半は相手の猛攻を凌ぎきれず失点したが、その後は守備対応に落ち着きを見せた。後半開始早々に得点でき、失点するも再び攻勢に転じ、追いつくことに成功した。負傷者が戻り、ポゼッションの質が大きく向上。ポジティブな勝点1となった。

【仙台|採点・寸評】 
GK
27 ヤクブ・スウォビィク 6

1失点目は責められない部分もあるが、2失点目は味方と被ってしまった。それでも多くのファインセーブを見せ、チームを救った場面も多々あった。

DF
3 飯尾竜太朗 5.5

以前よりも積極的にボールを受けるようになり、クロスから決定機をつくる場面もあったが、連戦の疲労も見え、クロスが決定機につながらなかった。

39 金 正也 6
序盤は下がり過ぎてしまったが、徐々に前でプレーできるようになり、持ち味の攻撃の起点となるパスも出せていて、守備でもアグレッシブなプレーが増えた。

13 平岡康裕 6.5
連戦の中でも身体を張ったプレーを見せ続け、序盤こそ相手の出方に戸惑いを見せたものの、前半のうちにプレーを修正し、相手の攻撃をしっかりはね返し続けた。

2 パラ 6(59分OUT)
前半から攻守に精力的に動き回り、決定機にもいくつか絡んだ。後半開始早々に兵藤と絡んで、左サイドで形をつくり、長沢のゴールへとつなげた。連戦や警告も考慮し、蜂須賀と交代。
 
MF
5 椎橋慧也 5.5(80分OUT)

序盤はややプレーエリアが後ろになり過ぎ、失点につながったが、試合に慣れるにつれ、豪快なミドルシュートや、精度の高いくさびのパスも増えていった。連戦の疲労もあり途中交代。

28 佐々木匠 5.5(HT OUT)
コンディションは悪くなく、ドリブル突破で決定機をつくろうと奮闘。ただ、前節ほど決定機はつくれず、球際に強く行ったところで警告を受け、前半だけで退いた。

26 浜崎拓磨 5.5(70分OUT)
積極的に前線へパスを出そうとし、守備でも奮闘していたが、前からのプレスが外されることもあった。
 

次ページ仙台――長沢は高さで相手の脅威となり続け、松下は中盤でボールを落ち着かせ、多くの決定機に絡んだ

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