U-19日本代表がJ2水戸と練習試合を実施。先制を許したものの…

2020年11月18日 古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)

終盤の3-4-3に変更後、2点が生まれた

2ゴールを挙げた斉藤。チームの逆転勝利に大きく貢献した。写真:徳原隆元

 11月18日、千葉県内で合宿中のU-19日本代表候補がJ2水戸と練習試合(30分×3)を実施。試合はトータル3-1でU-19代表が勝利した。

 U-19代表は開始直後、ロングボールから相手に抜け出されると、そのまま独走を許して失点。早々に得点を許した。ただ、終盤に意地を見せる。左サイドを抜け出した中野伸哉(鳥栖U-18)が中央の西川潤(C大阪)へパス。西川は左足を振り抜いて、ゴールネットを揺らした。1本目を1-1で終える。

 2本目は水戸に攻め込まれる時間が多かったものの、半田陸(山形)ら守備陣が身体を張ったタックルで対処。攻撃面ではビッグチャンスは作れずに時間が経過し、スコアレスで終えた。
 
 3本目は立ち上がりから斉藤光毅(横浜FC)、山本理仁(東京V)、大森真吾(順天堂大)らが果敢にシュートを放つも、どれも得点にはつながらず。なかなか決定機は作れない時間が続いた。

 その後、U-19日本代表は残り約15分で3-4-3に変更。するとその直後に得点が生まれる。鈴木唯人(清水)のスルーパスに抜け出した斉藤がGKの位置を見てゴールに蹴り込んだ。

 攻勢を強めるU-19日本代表がさらに点を奪う。ペナルティエリア付近で受けた大森が正確なポストプレーからゴール前の斉藤へパス。斉藤はGKの逆を冷静に突いて自身2点目を挙げた。3本目を2-0で終えた。

 結局、30分×3本のトータルで3-1。U-19日本代表が逆転勝利を収めた。

取材・文●古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)
 
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