「芸術的で美しい」アルジェリアの“魔術師”マハレズが決めた圧巻ゴラッソに英メディアが熱狂!「地球上で最も…」

2020年11月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

ファンも歓喜した一撃とは?

アルジェリアの“異才”マハレズが魅せたゴラッソシーンが話題となっている。 (C) Getty Images

 アフリカで観る者を魅了した鮮やかなゴラッソが誕生した。

 現地時間11月16日に行なわれたアフリカ・ネーションズカップの予選(H組)で、敵地に乗り込んでジンバブエと対戦したアルジェリアは、2点を先行しながらも追いつかれて2-2と引き分けた。

 この試合で小さくない話題となっているのは、38分に生まれた「アルジェリアの魔術師」の異名を持つリャド・マハレズのゴールだ。

 自陣左サイドからサイード・ベンラーマが敵陣へロングフィードを供給。右サイドを駆け上がっていたマハレズが、左足の踵付近で巧みにトラップしてワンタッチで相手DFを抜き去る。

 マーカーを華麗にいなしたマハレズは一気に敵エリア内に侵入。右足、左足と連続のキックフェイントで追いすがるDFを翻弄し、最後はゴールの至近距離から右足で豪快なシュートを決め込んだ。
 

 所属するマンチェスター・シティでジョゼップ・グアルディオラの薫陶を受けるテクニシャンの変幻自在のドリブルを駆使したゴールには、各国メディアも熱狂。英スポーツ専門サイト『GIVEMESPORT』は、「プスカシュ賞候補にノミネートされるべきだ」として次のように絶賛した。

「彼が依然としてワールドクラスの選手であることは誰もが知っている。ジンバブエ戦でのゴールシーンはまさにそれの証明だ。マハレズは地球上で最も素晴らしいファーストタッチからずば抜けたスキルで致命的な一撃を決めた。芸術的で美しいゴールだった」

 また、ゴールシーンがアフリカサッカー連盟の公式ツイッターで拡散されると、ファンからのコメントが殺到した。

「彼のことはフットボーラーではなくアーティスト(芸術家)と呼ぶべきだ」
「彼が最高のウインガーであるとグアルディオラが気付くのはいつ?」
「アルジェリアのロナウジーニョだ」
「ドリブルの王だ」
「彼は異次元だ」
「なんて優雅さだ」
「魔術師とは彼のこと」

 独特なメカニズムを持つグアルディオラのシティにあっても本領を発揮しているマハレズ。アルジェリアが生んだ技巧派アタッカーのゴラッソは圧巻であった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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