すでに何度もスカウトを送ってプレーをチェック。
スピードに乗った縦への突破、俊敏なドリブルが魅力のスターリング。日進月歩の20歳に、バイエルンが照準を合わせている。 (C) Getty Images
バイエルンは今夏の補強候補として、リバプールの快足ウインガー、ラヒーム・スターリングに照準を合わせている。
すでに何度もスカウトを送ってそのプレーをチェック、獲得に青信号が灯っており、近いうちに具体的なアプローチに入るものと見られている。
問題は、リバプール側に放出の意思があるかどうか。リバプールは2017年6月に切れる契約の延長をオファーしているが、交渉に入って数週間経つにもかかわらず、いまのところ話が進展している気配はない。移籍に向けた動きが今後加速する可能性もある。
【インテル】サントンの保有権買い取りが確定
この1月にニューカッスルからインテルへレンタル移籍したダビデ・サントンが、3月19日のELヴォルフスブルク戦で加入以来10試合目のスタメン出場を記録し、これによって今シーズン終了後の完全移籍が確定した。
レンタル契約時、10試合にスタメン出場すればインテル側に移籍金370万ユーロ(約4億8100万円)での買い取り義務が発生するというオプションが定められていたため。サントンはインテルと改めて4年契約を結ぶことになる。サントンはインテルの下部組織で育ち、2011年までその保有選手だった。
【翻訳】
片野道郎
翻訳者からのごあいさつ
イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。
イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。
セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。
ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。
ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。
そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)
すでに何度もスカウトを送ってそのプレーをチェック、獲得に青信号が灯っており、近いうちに具体的なアプローチに入るものと見られている。
問題は、リバプール側に放出の意思があるかどうか。リバプールは2017年6月に切れる契約の延長をオファーしているが、交渉に入って数週間経つにもかかわらず、いまのところ話が進展している気配はない。移籍に向けた動きが今後加速する可能性もある。
【インテル】サントンの保有権買い取りが確定
この1月にニューカッスルからインテルへレンタル移籍したダビデ・サントンが、3月19日のELヴォルフスブルク戦で加入以来10試合目のスタメン出場を記録し、これによって今シーズン終了後の完全移籍が確定した。
レンタル契約時、10試合にスタメン出場すればインテル側に移籍金370万ユーロ(約4億8100万円)での買い取り義務が発生するというオプションが定められていたため。サントンはインテルと改めて4年契約を結ぶことになる。サントンはインテルの下部組織で育ち、2011年までその保有選手だった。
【翻訳】
片野道郎
翻訳者からのごあいさつ
イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。
イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。
セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。
ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。
ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。
そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)