「輝く時かもしれない」新型コロナ陽性でサラーが離脱。南野拓実は“代役”になり得るか!? 英メディアの期待度は――

2020年11月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

好調のジョッタが“最右翼”ながら…

攻撃の中心であるサラーの代役は簡単な仕事ではないが、南野はその任務を任せられるだろうか。 (C) Getty Images

 レッズが予期せぬ事態に見舞われた。

 現地時間11月13日、エジプト・サッカー協会(EFA)は、14日に行なわれるアフリカ・ネーションズカップ予選のトーゴ戦を前にした新型コロナウイルスの検査で、リバプールに所属するモハメド・サラーが陽性だったことを発表した。

 EFAは「無症状で、すでに自主隔離をしている」とも発表しているものの、サラーはこの先、数週間の離脱が見込まれている。それだけに11月22日(現地時間)にレスター戦を控えているリバプールにとっても、小さくないダメージとなる。

 すでにリバプールは、フィルジル・ファン・ダイクやトレント・アレクサンダー=アーノルド、ジョー・ゴメスなど複数の主力が中長期の離脱を余儀なくされている。そうしたなかで降りかかった新たな"災難"に、ユルゲン・クロップ監督が苦心していることは想像に難くない。

 サラーの代役を担うのは、誰になるのか。英国のスポーツポータルサイト『GIVE ME SPORT』は、「レスター戦でサラーの代わりを担うスターは誰か?」という記事において、ディオゴ・ジョッタ、ディボック・オリギ、ジェルダン・シャキリ、そして南野拓実をリストアップした。
 
 同メディアは、「今シーズンをトップフォームで楽しんでいるジョッタが、サラーの穴を埋める最右翼だ」と今夏に入団した新戦力をプッシュしながらも、ここ最近、序列を落している南野については、「今こそ彼が輝く時かもしれない」と期待を寄せた。

「タクミ・ミナミノは1月にアンフィールドへやってきて以来、サラーに圧倒されてきたと言っても過言ではないが、今が挽回のチャンスかもしれない。彼はリバプールでは主に中央の役割を任されているが、ザルツブルク時代にはワイドでプレーしていた経験を持っているため、サラーの代役も務められる。レスター戦はクロップが信頼を寄せる選手が起用される可能性が高く、日本人アタッカーにとっては現状を好転させるキッカケとなるかもしれない」

 13日に行なわれたパナマ戦では自らが獲得したPKで決勝ゴールを決めるなど、キレのある動きを見せた南野。勝点1差で首位に立つレスターとの"ビッグゲーム"で大役を任せられる可能性はあるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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