「アルコールはほどほどに…」マラドーナが見せた笑顔に母国ファン歓喜! 術後8日で退院、リハビリ施設へ

2020年11月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

3日に救急車で搬送され、母国で大騒ぎになっていた

術後8日での退院となったマラドーナ氏。今後はしばらくリハビリ施設に入るようだ。(C)Getty Images

 元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏が現地時間11月11日、退院したと発表された。

 マラドーナ氏は硬膜下血腫のために3日に救急車でブエノスアイレスのオリポスにある病院に搬送されていた。すわ命に関わるのでは、と母国ではファンが救急車が進む道路を埋め尽くすなどの大騒ぎになり、リオネル・メッシなども無事を祈るメッセージを発信するなど、フットボール界のスーパースターの安否が懸念されていた。

 だが、その後に手術を受け、無事に成功。術後8日で退院することとなったようだ。マラドーナの代理人を務めるマティアス・モルラは、主治医のレオポルド・ルケ氏が、「手術の経過もよく、退院に漕ぎつけることができた」と語ったと明かしている。

 さらに、退院後はアルコール依存症の治療も含めたケアが必要になる見通しで、専門の施設でリハビリを受けるという。同医師は「本来あるべき幸せな姿になるため、出来る限りマラドーナを手助けしていく」とコメントしている。
 レオポルド・ルケ氏はその後、自身のインスタグラムに術後のマラドーナの姿を公開。頭にガーゼを当てた痛ましい姿だが、本人は笑顔を浮かべている。その元気そうな姿に、フットボール界の著名人たちも安堵と、労りの声を送った。

 また、全世界のフットボールファンも大喜びだ。「どうかレジェンド、もうムチャはしないで」「カムバックは素直に嬉しいよ!」「笑顔が見られてよかった」「ドラッグも、アルコールもほどほどに。OK?」「お大事に。またフィールドに戻ってくる日が待ち遠しいよ」など歓喜に溢れたコメントが寄せられている。

 ひとまず無事な姿が見られたことでファンも胸を撫で下ろすことができた。マラドーナ氏が監督を務めるアルゼンチン1部ヒムナシア側は「彼自身もまずリハビリを望んでおり、それをサポートしていく」と発表。今後は、リハビリの状況を見ながら、現場復帰への道を探っていくことになりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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