「戻ってきたよ」アーセナル人気マスコットの“電撃復帰”にファン歓喜!「スーツの中は同じ男?」英紙も詳報

2020年11月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

1993年の夏、ハイバリーの基礎工事で発見された巨大な卵から産声

まさかの“解雇”から、“電撃復帰”を果たしたガンナーザウルス。(C) Getty Images

 アーセナルの人気マスコット『ガンナーザウルス・レックス』が現地時間10日、公式SNSを更新し、「エミレーツ・スタジアム(本拠地)に戻ってきたよ」と"電撃復帰"を報告。世界中のファンの間で歓喜の輪が広がっている。

 クラブ公式によれば、1993年の夏にハイバリー(旧本拠地)のノース・バンク(熱心なサポーターが陣取るスタンド)を建て直す際の基礎工事で発見された巨大な卵から産声を上げたというガンナーザウルスは、その愛くるしさで、ファンから愛されていた。

 しかし2020年、新型コロナウイルスの影響で経済ダメージを受け、アーセナルの上層部はコスト削減のため、苦肉の決断の末に"解雇"を通達。これにはファンや往年のレジェンドたちも嘆きの声を上げたほか、元ドイツ代表メスト・エジルは給与の負担を申し出るなど、ちょっとした騒動に発展していた。
 
 そのなかでの今回の復活劇に、ファンからも「お帰り!!」「グーナーじゃないけど嬉しい」「チームの後押し、頼むぞ!!!」「Lets gooooo」といった大興奮のメッセージが殺到。また、エジルも早速自身のツイッターで「あなたがいるべき場所に戻ってきてくれて嬉しい」と歓喜のコメントを寄せている。

 さらに英紙『Daily Mail』でも「アーセナルの恐竜マスコットがエミレーツに戻ってきた! しかし、スーツの中は同じ男なのか!?」と見出しを打ち、「今後は、マスコットを演じるために多くの人を起用していく。27年間『中の人』を務めたジェリー・クイさんにも、将来的に役割を果たすチャンスは与えられている」と伝えている。

 今回の一件で、改めてその人気ぶりが再確認されたガンナーザウルス。これからもクラブとともに、歴史を紡いでいく。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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