イニエスタ、最年長出場記録を更新のカズとの共演に「53歳でもプレーできる秘訣を自分も知りたい」

2020年11月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

フル出場のイニエスタ。カズは85分から途中出場

終盤、カズとイニエスタの両雄がピッチで相まみえた。(C) SOCCER DIGEST

[J1リーグ28節]横浜FC2-1神戸/11月8日(日)/ニッパツ

‟魔術師"の異名を取るワールドスターも、日本のレジェンドに敬意を表した。

 横浜FCとヴィッセル神戸の一戦は、後半アディショナルタイムに飛び出した安永玲央のミドル弾でホームチームが逆転勝利。元Jリーガーの父を持つルーキーの、Jリーグ初ゴールとなる一発で勝負を決めた。

 この劇的なシーンから遡ること約5分前の87分、横浜FCは背番号11を投入。カズこと三浦知良は、自身の最年長出場記録を53歳8か月11日に更新した。そして、攻勢を強めたチームは、勢いのままに勝ち越しのゴールを挙げている。

 試合終了後のピッチ上では、スペインの英雄、アンドレス・イニエスタとカズが肩を寄せ合いながら話し込む場面も見受けられた。

 試合後、イニエスタはカズとの共演を問われると、「個人的にも日本を象徴するような選手とピッチに立てたのは光栄。53歳にもなってプレーできる秘訣というのを自分も知りたいくらいですし、本当に脱帽の想いです」と、日本のレジェンドに最大級の敬意を表した。

 一方、チームはなかなか上昇気流に乗れず、今季3度目の連敗。表情を曇らせつつ、「試合自体は悪くなかった。良いゲームができたと思うが、結果がついてこなかった。数週間後のACLに向けてチームとしてはここから成長していかなければいけない」と語り、ACLに向けて立て直しを誓っていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】サッカー界のレジェンド、カズ&イニエスタがピッチ上で歓談

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