「もはや事件だ…」エバートンGKピックフォードの再び“危険プレー”で物議! 今度は相手DFの腹部に蹴り

2020年11月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

ファンブルした後にリカバーを焦り…

ハイボールの処理を誤って、またもラフプレーを犯してしまったのがピックフォードだ。 (C) Getty Images

 トフィーズの守護神のワンプレーがまたしても物議を醸している。

 現地時間11月7日に開催されたプレミアリーグ第8節で、本拠地グディソン・パークにマンチェスター・ユナイテッドを迎えたエバートンは、18分にベルナールのゴールで先制しながらも1-3でリーグ3連敗を喫した。

 試合後に問題視されているのが、エバートンの守護神ジョーダン・ピックフォードのプレーだ。

 1点のビハインドで迎えた60分だった。ファン・マヌエル・マタが蹴り込んだ柔らかいハイボールを処理しに行ったピックフォードは、相手DFのハリー・マグワイアに手で軽く押されてファンブル。これに慌てたのか、マグワイアの腹部に蹴りを入れるようにしてボールを処理したのだ。
 
 結局、直前のマグワイアのプレーがファウルを取られ、その場では大きな問題にはならなかった。だが、ピックフォードは、先月17日のリバプール戦で相手DFのフィルジル・ファン・ダイクに蟹ばさみをして全治8か月の大怪我を負わせてしまっていたため、英メディアでは一連のボール処理に小さくない物議を醸している。

 英スポーツ専門ラジオ局『talkSPORT』は、「明らかな蹴りで、主審のポール・ティアニーがエバートンにフリーキックを与えたことは、もはや事件だと言える」と報道。さらに試合の中継を行なっていた『BT Sport』のコメンテーターを務める元プレミアリーグ審判のピーター・ウォルトン氏は、「VARで見直すべきだった」と自身の見解を語っている。

「明らかにファウルと取れるキックだった。ボールをこぼした後だったから難しいところではあるが、ペナルティーキックがあるかどうかをもう一度、見直すべきだった。仮に誰かが『ペナルティーだ!』と主張して、ティアニーがVARに判断を仰げば、ペナルティーキックのジャッジになっていたはずだ」

 短期間で、またしてもラフプレーを犯したピックフォード。風当たりは、より強くなっていきそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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