乾が先発フル出場、武藤は65分から投入のエイバル、ウエスカと1-1ドロー。岡崎欠場で日本人対決は実現せず

2020年11月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

乾は4-2-3-1のトップ下で出場

4試合連続の先発出場を果たした乾。守備では奮闘を見せたが…。 (C) Rafa HUERTA

 現地時間11月7日に行なわれたラ・リーガ第9節で、乾貴士と武藤嘉紀が所属するエイバルが、岡崎慎司を擁するウエスカとアウェーで対戦した。

 乾は4-2-3-1のトップ下で、フィールドプレーヤーではチーム唯一の9試合連続の先発出場。武藤は3戦連続ベンチスタートとなった。一方、ハムストリングを痛め、この試合から戦線に復帰する可能性も報じられていた岡崎慎司はベンチメンバーからも外れた。

 クラブ初のアウェー3連勝を狙うエイバルは前半、昇格後まだ勝利がないウエスカに決定機を作られる。36分にはミケル・リコ、ラファ・ミルと立て続けに際どいシュートを浴びるも、何とか凌ぐ。

 すると38分、ここまでほとんどチャンスがなかったエイバルが均衡を破る。CKをP・オリベイラが足でコースを変え、CBブルゴスが押し込んだ。

 後半は押され気味だったエイバルは65分、最初の交代カードでケビンに代えて武藤を投入。4-4-2にシフトして2トップの一角に配し、乾は左サイドハーフに回る。

 これで流れを変えたいところだったが、その2分後に、ラファ・ミルにヘディング弾を叩き込まれ、同点に追い付かれる。

 その後、今度は4-3-3-に変更して武藤はCFとなるが、見せ場を作れず。フル出場の乾も果敢なプレスでは貢献したものの、決定的な仕事はできなかった。試合は1-1のドローで終了し、エイバルのアウェー3連勝、ウエスカの今季初勝利はならなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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