「日本人にとって難しいだろうに…」原口元気が全編ドイツ語のインタビューに登場! 現地サポーターの評価は?

2020年11月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本人にドイツ語の勉強は困難だろうに…」

チームの「10番」として先発に定着している原口。(C)Getty Images

 ドイツ2部のハノーファーに所属する日本代表MF原口元気が、クラブ公式サイトのインタビューに登場し、全編ドイツ語で受け答えしている。

 女性レポーターと、ハイテーブルで向かい合った原口は、ここまでリーグ戦全6試合出場で1ゴール・4アシストという数字を残している。グロイター・フュルトに敗れれた前節は、「パフォーマンスは良くなく、がっかりしている。説明は難しいけれど、もっと一貫性を持たなければならないと思っている」と吐露。6日に予定されているアウエとのホーム戦には「ベストを尽くして、勝点3を獲得したい」と意気込んだ。

 インタビューは、私生活にも及んだ。「あなたはプライベートを余り知られていないけれど、ハノーファーについてどう思っている?」と問われると、原口は笑いながらこう答えている。

「ここに住むのはとても気に入っている。妻や愛犬もそうで、僕らにぴったりの場所だと感じている。僕の家はHDIアレーナから車で20分くらいのところにあって、少し古いけれどとても静かで広いんだ」
 
 また、愛犬の話題も。原口は10月27日、自身のSNSに愛犬のラピスくんが黄色い落ち葉に首まで埋まっているなんとも可愛らしい写真を投稿。レポーターに「あれってどうやったの?」と尋ねられると、頬を緩ませて「5分くらいかけて集めた。彼は落ち葉に埋まって、とてもリラックスしていたよ」とドイツ語で説明している。

 そして最後には、2021年6月までのクラブとの契約について、「その後もハノーファーに居たいか?」と問われ、「ここでプレーすることを本当に楽しんでいるし、このチームで成功したい。まずは昇格を重視している。この何よりも大きな目標を、皆で達成したい」と応じている。

 約5分強のインタビューをすべてドイツ語でこなした様子は、クラブの公式Youtubeチャンネルでも公開された。現地サポーターからは「すごくドイツ語がうまくなっている!」「日本人にドイツ語の勉強は困難だろうに…よくできました!」「スゴイ」「彼のプレーは日に日によくなるので、ぜひ昇格を叶えて欲しい」などの好意的なコメントが多く寄せられている。

 ドイツ2部は従来の方式であれば上位2チームが自動昇格し、3位が昇格プレーオフに回る。一昨年は降格を経験し、昨シーズンは6位で終えたチームを、原口は今度こそ1部に引き上げる原動力になれるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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