【J2】首位徳島が6戦無敗の磐田を退け首位堅持!2位福岡、3位長崎も揃って勝利しピタリと追走

2020年11月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

4位北九州は敗戦し上位3チームとの差が開く

垣田の2ゴールなどで磐田を破った徳島が首位をキープ。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 J2リーグは11月4日、各地で31節の11試合を開催した。1位の徳島ヴォルティス、2位アビスパ福岡がともに勝利し、同勝点での首位争いが続いている。

 前節アディショナルタイムの逆転弾でザスパクサツ群馬に勝利し、首位に浮上した徳島は、遠藤保仁が加入し6試合無敗中のジュビロ磐田とホームで対戦した。垣田裕暉の得点で14分に先制するも、直後に遠藤のCKから伊藤洋輝に決められ同点とされた徳島だが、21分に西谷和希、67分に垣田が得点を重ね、3-1で磐田を退けた。徳島は勝点を62に伸ばし首位をキープ。磐田は同44で足踏みとなった。

 同勝点で2位につける福岡は敵地で水戸ホーリーホックと対戦した。福岡は、5分に挙げた増山朝陽の得点を守り切り、1-0で勝利。昨季まで水戸の指揮官を務めていた福岡の長谷部茂利監督が凱旋勝利を飾った。福岡は今季12試合目のウノゼロ勝利で勝点62に伸ばし、首位徳島と勝点で並んでいる。

 3位のV・ファーレン長崎はホームで町田ゼルビアを迎え撃った。前半のアディショナルタイムに秋野央樹からのロングフィードに反応した加藤大が、豪快なシュートを沈め先制すると、後半立ち上がりにはエジガル・ジュニオとの連係から氣田亮真が加点。75分に町田の岡田優希に追撃の1点を許したものの、89分にはルアンがダメ押しのゴールを挙げ、3-1と勝ち切った。長崎は勝点を57とし、上位2チームを勝点5差のまま追走している。
 
 4位・ギラヴァンツ北九州はホームで大宮アルディージャと対戦。30分に黒川淳史、55分に小島幹敏とアウェーの大宮に2点を先行される苦しい展開。ディサロ燦シルヴァーノが競り合ってファーサイドまで流れたボールに、攻め上がったDF藤原奏哉が反応し1点を返す。その後も怒涛の猛攻を仕掛けるものの、割り切って守りに入る大宮の牙城を崩せず、1-2で敗れた。

 北九州は順位は4位と変わらないものの上位との差が開き、この日勝利した新潟、甲府に勝点1差と迫られている。

 11月4日(水)に行なわれたJ2リーグ31節の結果は以下の通り。

※左側がホームチーム
東京V2-2金沢
山形1-2新潟
水戸0-1福岡
千葉1-1愛媛
甲府1-0琉球
松本0-0栃木
京都2-1岡山
山口1-1群馬
徳島3-1磐田
北九州1-2大宮
長崎3-1町田

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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