【J1採点&寸評】川崎 0-2 札幌|12連勝中の川崎を止めた立役者は…。ペトロヴィッチ監督の交代策もズバリ!

2020年11月03日 本田健介(サッカーダイジェスト)

川崎――悔しい今季2敗目で、連勝は12でストップ

【警告】川崎=なし 札幌=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】荒野拓馬(札幌)

[J1第26節]川崎0-2札幌/11月3日/等々力
 
【チーム採点・寸評】
川崎 5
動きがどこか重く、いつものような躍動感が見られず。中村憲剛が今季限りでの引退を発表した怒涛のような2日間を経て、13連勝とはいかなかった。試合は札幌のマンツーマン気味で前からのプレスをかける積極的なスタイルに苦戦。アンカー、インサイドハーフがボールを持ったところを狙われて2失点し、リーグでは悔しい2敗目。2位とは差が付いているものの、修正が必要だろう。鬼木監督は試合後、「切り替えることが大事」とコメント。
 
【川崎|採点・寸評】
 GK
1 チョン・ソンリョン 6
2失点は悔しい結果。ただともに味方がボールを奪われてカウンターを食らった形で、逆に序盤を含め、数度の好セーブを見せた点は評価したい。
 
DF
13 山根視来 5.5
85分のD・オリヴェイラの突破をスライディングで食い止めたシーンのように、力強い守備は披露。一方でパスミスも少なくなかった。
 
4 ジェジエウ 5.569OUT
空中戦の強さを活かしてボールを撥ね返す。ただ前からプレスをかけてくる相手に対してフィードがずれる場面も。
 
 
5 谷口彰悟 5.5
ジェジエウ同様に相手の高い位置からの守備に、パス出しで苦戦した印象。中盤のボールロストから失った2点もカバーしきれなかった。
 
7 車屋紳太郎 5.5
金子に振り切られるなど序盤は札幌の勢いを止められず。試合終盤には三笘のヘッドがGKにセーブされたところに詰めるも、決められなかった。

MF
6 守田英正 4.5
相手に狙われた部分があり、苦しいゲームに。1失点目は低い位置でボールを奪われてカウンターから決められた。
 
8 脇坂泰斗 5(HT OUT
相手の厳しいプレスもあり、なかなか前を向いて良い形でボールを持てず。ハーフタイムで交代となった。

【J1第26節PHOTO】川崎 0-2 札幌|札幌が真っ向勝負で勝利。川崎の連勝を止める

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