「日本最高峰のプレーヤー」40歳で現役引退を発表した中村憲剛に、海外メディアが賛辞「輝かしいキャリアだ」

2020年11月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「つい先日、40歳のバースデーゴールを決めたばかり…」

今シーズン限りでの引退を発表した40歳の中村。その存在感は絶大だった。 写真:徳原隆元

 11月1日、前日に40歳の誕生日を迎えたばかりの元日本代表MF中村憲剛が、今シーズン限りでの引退を発表した。

 2003年に川崎フロンターレへ入団して以来、18年間を過ごしたクラブの"顔"が表舞台を去るという一報は海外にも届いているようだ。

 前日にバースデーゴールを決めたことも報じていたチェコ・メディアの『iDNES.cz』は、「彼はクラブがまだ2部リーグに在籍していた頃からプレーしていた。2010年の南アフリカのワールドカップに参加した日本代表プレーヤーは、つい先日、フロンターレの12連勝に貢献したばかりだ」と綴っている。
 
「日本のトップリーグで活躍し、463試合に出場して、決めたゴールは74得点に及ぶ。日本で最高峰のプレーヤーは、キャリアの最後までタイトルを追い求めている」

 また、アジアサッカー連盟(AFC)の公式では、「レジェンドの引退だ」とその発表を惜しんだ。

「2017年、2018年にリーグのタイトル獲得に貢献した40歳になったばかりのキープレーヤーは、3度目のJリーグタイトル獲得に向けて目標を定めている。2016年には最優秀選手に選ばれ、日本代表としても68試合に出場し、7ゴールを決めた。日本のレジェンドは、この輝かしいキャリアに終止符を打つことになる」

 中村に残されているのは、残りはリーグ戦と天皇杯となり、最大11試合だ。日本が誇るレジェンドの、悔いのない戦いを期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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