圧巻の復活弾にファンも興奮が収まらない。

　10月31日に開催されたラ・リーガ第８節で、レアル・マドリーが、昇格組のウエスカとホームで対戦。３-１で快勝を収めた。

　岡崎慎司を欠くなか、序盤に何度かチャンスを作り出したウエスカに対し、前半途中までの王者は眠っているかのように沈黙。目覚めさせたのが、今シーズン初スタメンを飾ったエデン・アザールだった。

　27日に行なわれたチャンピオンズ・リーグのボルシアMG戦（２-２）で、約２か月半ぶりに戦列復帰を果たしたベルギー代表FWは、40分にMFフェデリコ・バルベルデから縦パスを受けると、巧みに反転。ゴールまで約27メートルの位置から左足で強烈なミドルシュートを突き刺し、先制点を叩き出した。

【動画】「美しすぎる」ゴラッソ炸裂！アザールの左足ミドル弾はこちら

　昨シーズンのラ・リーガ第８節、グラナダ戦以来となる約１年ぶりとなる７番のゴールにファンも大興奮。クラブの公式ツイッターに次のようなコメントが続々と寄せられている。

「なんてゴラッソだ」
「美しすぎるだろ」
「チェルシー時代のアザールが戻ってきた」
「392日ぶりのゴールだ」
「文句を言ってた奴は誰だ？」
「センセーショナル！」
「エデンが戻ってきた」
「我らが７番」
「これは泣ける…」

　アザールのゴラッソを号砲に、カリム・ベンゼマとバルベルデが追加点を挙げ、危なげなく勝点３を積み重ねたマドリー。故障を繰り返し、昨シーズンはほとんど戦力にならなかったアザールの復活は、今夏の新戦力獲得がなかった王者にとって、"最大の補強"と言えるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部