【川崎】“恒例の”算数ドリル配布。オンラインでの実践学習には三笘薫と神谷凱士が登場!

2020年10月28日 サッカーダイジェスト編集部

ふたりは貴重な経験を積めた様子

今年も算数ドリルを配布。実践学習に三笘(写真左)と神谷が参加した。(C)KAWASAKI FRONTALE

 2009年度より「川崎フロンターレ算数ドリル」を作成し、市内公立小学校6年生全生徒に配布している川崎が、10月より来年3月まで使用できるフロンターレ算数ドリル(下巻)の完成に伴い、これまでと同様に各学校への配布を行なっている。

 そして10月27日には、この教材を使用し、実際にドリル内に出題されている問題をグランドで実践、証明する「ゲストティーチャー実践学習」を、今回は新型コロナウイルスの影響によりオンラインで実施。大卒ルーキーの三笘薫と神谷凱士が登場した。なお、この実践学習は2009年度より数えて12回目となる。

 ふたりは映像を通じて川崎市立有馬小学校の生徒と準備体操をした後、リフティング対決を行ない、リフティングの回数を活かして"データの見方"で学習した平均値の求め方や、平均を活用した問題解決の学び方などをレクチャー。記念撮影なども行ない、子どもたちと交流を図った。
 ふたりは貴重な経験を積めた様子。以下はイベント後のコメントとなる。

■神谷 
「リモートでしたが、始めて子どもたちにサッカーを教えるという貴重な体験が出来て良かったです。子どもたちが、失敗しても諦めずに取り組んでくれたのでその姿勢を見てこっちも励まされました。いつか小学校を訪問して一緒にサッカーをしたりしたいな、と思いました。
僕も子供の頃は算数とか、計算する系は苦手でした。社会とかが得意な教科でした。
試合もなかなか観に来れない環境が続く中、僕たちサッカー選手の役割は元気を与えることだと思っています。こういうイベントで少しでも子どもたちが元気になってくれたら嬉しいです。
個人的にはまだ試合に出られていないですが、練習も楽しめていますしこれから頑張ってアピールして試合に出られるようにしていきたいなと思っています」


■三笘
「直接会うことはできませんでしたが、今日のような機会でサッカーを通してフロンターレを身近に考えてもらえて、加えて勉強も頑張れるような取り組みは素晴らしいことだと思うので、今後も継続してやっていきたいです。今日の子どもたちは失敗しても何度も何度もチャレンジしてくれて、そういう姿勢から初心を思い出させてくれる機会でした。算数とかが苦手な子たちもいたと思うのですが、サッカーを結び付けて好きになってもらえたら嬉しいです。
僕も算数はあまり得意ではなかったのですが、解けない問題も答えを見てでも「なんでこうなるんだろう」と考えることが大事だと思ってやっていました。」

構成●サッカーダイジェスト編集部
 
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