リバプールが約70億円投資の豪華トレーニング施設を公開!60年使用した旧練習場から来月に移転予定

2020年10月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

新施設の名前は「アクサ・トレーニングセンター」

メルウッドで練習に励む南野(中央)ら。ファンからも親しまれたこの練習場は、間もなくその役割を終える。(C)Getty Images

 日本代表FW南野拓実も所属するリバプールが、最新トレーニング施設の全貌をHPや公式SNS上で公開した。

 クラブは現在、リバプール中心から東に約8キロの位置にあるメルウッドにトレーニング施設の拠点を置いているが、拡充のためアカデミーのトレーニング施設のあるカークビーへ移転し、再開発することを数年前から発表していた。

 当初は60年以上の歴史を持ち、多くのレジェンドが練習を積んだメルウッドからは昨シーズン終了後の移動を予定していたが、新型コロナウイルスの流行を受け、計画に遅れが発生。ようやく準備が整い、来月中旬から下旬にかけて新施設に移ることが決まった。

 HPでは施設の内部情報を次のように詳しく伝えている。

「新しいトレーニングセンターには、3つのフルサイズのピッチ、ウォームアップエリア、2つのジム、フルサイズのスポーツホール、プール、セラピー施設、リハビリ用の屋内施設がある」

 5000万ポンド(約70億円)を費やしたとされるだけに、非常に充実した設備となっている。さらに続けてスポンサー情報についても明かしている。
 
「新設されるトレーニング施設は、フランスの保険会社アクサがスポンサーになる。同社はすでにトレーニング用具一式のスポンサーを務めているが、このたびパートナーシップを拡大。最先端の施設は正式には『アクサ・トレーニングセンター』となる。トレーニング場にネーミングパートナーを持つのは初めてのことだ」

 トレーニングウェアの胸スポンサーも務める、アクサが新練習場の名前にも入るようだ。そして最後にそのアクサの最高責任者である、トーマス・ブベル氏の言葉を掲載している。

「アクサ・トレーニングセンターは、クラブのファーストチームとアカデミーチーム全体の向上、進歩、成功への道筋を切り開くワールドクラスの施設だ。この文化と信念は、私たちのキャッチフレーズである『Know You Can』を通じて、人々がさらに上を目指すことができるように支援するという、私たちの価値観を真に補完するものだ」

 欧州制覇に続いて、30年ぶりのプレミアリーグ優勝を成し遂げ、さらに最新のトレーニング場が完成。近年のリバプールの充実ぶりを象徴するニュースと言えるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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