酒井宏樹が先発のマルセイユ、オリンピアコスに後半AT弾を許し惜敗…。長友佑都は出場せず【CL】

2020年10月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

酒井のCLデビュー戦だったが…。

競り合う酒井。対人では強さを発揮したが、崩される場面も多かった。(C) REUTERS/AFLO

 現地時間10月21日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)のグループC・第1節で、マルセイユはギリシャ王者のオリンピアコスとアウェーで対戦。同クラブに所属する酒井宏樹は4バックの定位置、右SBで先発。背番号2にとっては初のCLの舞台を踏むこととなった。長友佑都はベンチ入りしている。

 前半から攻守が目まぐるしく切り替わる展開で、酒井も適宜攻め上がりながら得点のチャンスを狙う。しかし、オリンピアコスの切り替えの早いパスサッカーにてこずり、左サイドを突破されてゴール前に持ち込まれ、ゴールに迫られる。

 そんななかでも徐々にペースをつかんだマルセイユは、右サイドの酒井とトバンで積極的に攻勢に出るが、39分にはカウンターで裏を取られ、あわやという場面も。43分には、ユセフ・エル・アラビに許したヘディングシュートは右に切れた。
 
 前半はスコアレスで折り返す。後半開始早々、53分に攻め込まれ、ゴール前で酒井が決死のシュートブロックを見せるも、ゴールネットを揺らされる。だが、これはVARの結果、オフサイドで無効となる。しかし完全に勢いづいたホームチームにおされ、マルセイユは防戦一方の時間帯が続いた。

 69分にも再び最終ラインを突破されて崩されてシュートを許すが、これはポストに弾かれる。攻勢を強めるオリンピアコスに対し、酒井を含めた守備陣は耐え続け、少しずつ押し返すが1点が遠い。
 
 それでも耐えきっていたが、後半アディショナルタイムに決壊。90+1分にアフメド・ハッサンに決められて失点し、試合はそのまま0-1で終了した。

 初戦で1敗を喫したフランスの名門は、27日に行なわれる第2節ではマンチェスター・シティとホームで対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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