「本物のピエロだ」“怪物”を抜いたネイマールをペルー代表DFが批判!「驚くほど簡単に倒れる…」

2020年10月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

ハットトリックを達成したセレソンの10番を“口撃”

主審に対して猛アピールをするネイマール。このブラジル代表FWの振る舞いをザンブラーノ(5番)が嘆いた。 (C) Getty Images

 セレソンの至宝が、またも物議を醸している。パリ・サンジェルマンのネイマールだ。

 現地時間10月13日に行なわれた、カタール・ワールドカップの南米予選第2節のペルー戦。ハットトリックを決め、あの"怪物"ロナウドの持つ代表通算得点記録を超え、歴代2位(64ゴール)に浮上したネイマールだが、試合中の振る舞いが非難の対象となっている。

 この試合で2つのPKを自ら獲得したネイマールに対して、2-4で敗れたペルー側から批判の声が挙がっているのだ。そのなかでも最も厳しくセレソンの10番を"口撃"したのは、カルロス・ザンブラーノである。

 86分にリシャルリソンとの接触プレーで退場となっていたペルー代表のCBは、試合後に地元のテレビ番組『La banda del Chino』のインタビューで、次のように語っている。

「彼は世界最高の選手で、素晴らしい能力を持っていると思う。だけど、俺にとっては本物のピエロだよ」
 
 以前からファウルをもらうために簡単に倒れすぎると批判の対象となることが少なくなかったネイマール。そうした経緯もあって「ピエロ」と皮肉ったザンブラーノは、こう続けている。

「ネイマールは自分がフィールド上でやったことをすべて認識しているはずだよ。彼は素晴らしい選手だけど、ほんの少しの接触プレーで簡単に倒れる。驚くほどにね。俺たちとの試合でもそうだ。彼はエリア内でペナルティーをもらえるか4、5回トライして、最終的に2つのPKを獲得するという目標を達成したんだ。少し過度に守られている気がするね」

 ネイマールの大袈裟な倒れ方を改めて非難したザンブラーノ。だが、ハットトリックを達成し、してやったりの本人が、批判を気にすることは恐らくないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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