「僕にとっては史上最高だ」バルサ出身FWが“メッシ以上”と称えた先達は?

2020年10月15日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「まったく違う選手になったと思う」

天才的なドリブルを披露すうデウロフェウもバルサでは大成しなかった。(C) Getty Images

 バルセロナのユースで育った選手にとって、リオネル・メッシは特別な存在だろう。ましてやトップチームで一緒にプレーしたことがあればなおさらだ。

 ジェラール・デウロフェウもそのひとだ。今シーズンから加入したウディネーゼの公式チャンネルで、「メッシは素晴らしいよ。とても好きだ」と語っている。

「6か月、彼と一緒だった。素晴らしい人だよ。偉大な選手だ。全世界がメッシのことを知っている」

 ただ、デウロフェウ自身のアイドルは、メッシの前のバルセロナの「顔」だったロナウジーニョだ。

「僕にとって、ロナウジーニョは歴代最高の選手だ。彼と知り合うこともできた。カンプ・ノウに試合を見に行き、彼が隣だったんだ。素晴らしい経験だったよ」

 バルセロナのトップチームで地位を確かにするのは用意ではない。むらっ気も災いし、デウロフェウもエバートンやセビージャ、ミランへと移籍した。イタリアの名門ではインパクトを残し、一度はバルサに復帰したものの、再び国外に挑戦することに。ワトフォードを経て、今夏ウディネーゼに加わった。

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 快足ドリブラーはミラン時代を「素晴らしい経験だった」と振り返りつつ、前を向かなければいけないと話している。

「(ミランでは)たくさん試合に出て良いプレーができ、とても幸せだった。ミラノにはとても良い思い出がある。でも、今はここにいるんだ。僕がリスペクトするのはウディネーゼとそのサポーター。ミランは思い出でしかない」

 2016-17シーズン後半戦にミランでプレーして以来、3年ぶりにイタリアの地に戻ってきたデウロフェウ。「出場機会とパフォーマンスの安定性を求めていた」というその時とは「まったく違う選手になったと思う」という26歳は、久しぶりのセリエAでどのようなプレーを見せてくれるだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 

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