柏が江坂のゴラッソで先制も、興梠のショルダーシュートで追いつかれドロー…オルンガ対レオナルドは互いに不発に終わる

2020年10月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

江坂はカウンターから股抜きシュートで先制点

2戦連発弾で今季8点目を記録した江坂。写真:田中研治

 J1リーグは10月14日、各地で第22節の9試合を開催した。三協フロンテア柏スタジアムで行なわれた柏レイソルと浦和レッズの一戦は、1-1の引き分けに終わった。

 前回対戦は柏が敵地で4-0と完勝。ルヴァンカップの準決勝を挟み公式戦3連勝中の柏は、前節・神戸戦から先発メンバーに変更はなく、古賀太陽と大南拓磨の東京五輪世代がCBのコンビを組んだ。

 浦和は、前節チーム4試合ぶりの得点を記録。汰木康也のアディショナルタイム弾で連敗を3でストップさせた。その試合でも活躍した汰木とマルティノスが両サイドハーフを務めた。

 試合は、互いに速い攻撃を仕掛けるインテンシティの高い攻防が繰り広げられた。

 柏は、クリスティアーノを中心に攻撃を仕掛けるが、浦和にサイドから攻撃を仕掛けられ、11分にはサイドからのボールを受けた興梠慎三にディフェンスラインを破られ、シュートを打たれるがGKのキム・スンギュが好セーブで事なきを得る。

 すると41分、三丸が自陣からロングボールを送ると反応した江坂任が左サイドでこれを受ける。カットインして低弾道のシュートを放つとDFの股を抜いたボールはゴール左隅に決まり1-0と先制に成功する。
 
 しかし後半立ち上がりに再び浦和の猛攻に遭うと、59分にCKの流れから同点に追い付かれる。CKからの槙野智章のヘディングシュートはポストに当たるものの、こぼれ球から最後は興梠に倒れ込みながら肩で合わせられ1-1と振り出しに戻される。

 その後はさらに激しさを増し、両チーム通じて6枚のイエローカードが提示された。

 浦和は71分にレオナルドを投入。昨季J2でオルンガの追い上げをかわし得点王に輝いたストライカーに勝ち越しを託すものの、その後両チームとも決定機をモノにできず、1-1で試合の幕を下ろした。

 中3日で行なわれる次節、柏は湘南ベルマーレと敵地で対戦、浦和はホームでベガルタ仙台を迎え撃つ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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