「今はGokuだ」ドラゴンボールに触発された元U-16スペイン代表が驚きの改名!その理由とは?

2020年10月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

ジョアン・ロマンから「ゴクウ・ロマン」に

驚きの改名を発表したロマン(左、写真は2013年のもの)。(C) Getty Images

 サッカー界に驚きのニュースが飛び込んできた。ポーランド2部・ミェジ・レグニツァに所属するMFジョアン・ロマンが「ゴクウ・ロマン」への改名を発表。日本が誇る人気アニメ『ドラゴンボール』が、その由来となっているようだ。

 元U-16スペイン代表経験もある27歳のロマンは、かつてイングランドのマンチェスター・シティの下部組織でプレー。その後スペインのバルセロナBやポルトガルのブラガなどを渡り歩き、現在に至っている。

 そんな彼の今回の改名について、各国メディアも続々と報道。スペイン紙『MARCA』でも本人のコメントを次のように紹介している。

「ジョアンとして生きてきた全ての日々には感謝している。しかし今はGokuだ。私がこの名前を選んだのは、忍耐力、共感力、障害に直面しても成長することや、ポジティブさなど、私の価値観に合致したからだ」

 名前を変えるまでに至った、本人の強い気持ちを明かした同紙。続けてこれからに向けての意気込みも伝えた。
 
「誰もが自分の道を選んで、人生という冒険の中で進化し続け、前進し続けている」

 かつて日本代表の監督も務めたジーコ氏が「瘦せぽっち」、卓越したボールテクニックで沸かせたロナウジーニョ氏が「小さなロナウド("フェノーメノ"の愛称でも親しまれたロナウド氏と区別するため)」を意味する愛称で選手登録していたことは比較的知られた話。

 だがそんななかで、アニメから名前を拝借するという大胆な行動をとったロマン。否応なしにも注目が集まる彼には、ピッチの上でも大胆で、ロマン溢れるプレーを期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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