【J2】徳島が首位堅持!2位福岡が破竹の10連勝で追走、3位北九州は5戦勝ちなしで連勝の長崎と勝点で並ぶ

2020年10月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

福岡はファンマ、石津の2発で甲府を撃破

甲府戦でチームの2点目を挙げた石津。写真:滝川敏之

 J2リーグは10月10日、各地で25節の9試合を開催。首位の徳島ヴォルティス、2位のアビスパ福岡が勝利を収めている。

 徳島はホームに愛媛FCを迎えての四国ダービーに臨んだ。39分に垣田裕暉の今季9点目で先制すると、57分にもオウンゴールで追加点。このリードを守り切った徳島が2対0で勝ち、勝点3を掴んだ。徳島は勝点を51に伸ばし、首位の座をキープした。

 2位のアビスパ福岡は、敵地に乗り込んでヴァンフォーレ甲府と対戦した。前半をスコアレスで折り返して迎えた59分、福岡はファンマ・デルガドのゴールで先制。さらに71分には石津大介が追加点を挙げて2対0で勝ちきった。これで破竹の10連勝と勢いの止まらない福岡は、勝点を49とし、勝点2差で徳島を追う。一方の甲府は勝点36にとどまっている。

 3位のギラヴァンツ北九州はホームにザスパクサツ群馬を迎えるも決め手を欠き、0-0のスコアレスドロー。勝点46で3位をキープするが、ここ5試合勝ち星がなく、2位の福岡には徐々に差を広げられ勝点3差となっている。

 一方4位のV・ファーレン長崎は、ホームでレノファ山口FCと壮絶な撃ち合いを演じた。27分に富樫敬真のゴールで先制した長崎だが、その後は逆転を許し、2-3で迎えた75分に玉田圭司が同点弾。そして、終盤の90分に澤田崇が決勝ゴールを挙げ、4対3で接戦を制した。長崎は勝点を46に伸ばし、3位の北九州と並び、得失点差で4位となっている。

 その他、アルビレックス新潟は敵地で京都サンガF.C.に2対1で競り勝ち、京都を抜いて5位に浮上。京都は6位に後退した。新潟は勝点40、京都は同38となっている。

 J2・25節(1日目)の結果は以下の通り。

山形3-0琉球
大宮0-0栃木
松本0-0磐田
京都1-2新潟
徳島2-0愛媛
北九州0-0群馬
長崎4-3山口
千葉1-5水戸
甲府0-2福岡

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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