【J1展望】1stステージ・2節|新潟-清水|コルテースと村田のマッチアップに注目

2015年03月13日 サッカーダイジェスト編集部

新潟――連動した守備でセカンドボールを制したい。 清水――開幕戦同様、球際で激しく戦えるか。

【故障者】新潟=舞行龍ジェームズ 清水=C・ヨンアピン、村松、内田
【出場停止】新潟=なし 清水=なし

J1リーグ・2節
アルビレックス新潟-清水エスパルス
3月14日(土)/13:00/デンカビッグスワンスタジアム
 
アルビレックス新潟
リーグ成績(1節終了時):12位 勝点0 0勝0分1敗 1得点・2失点
 
【最新チーム事情】
●ルーキー平松、2戦連続スタメンか。
●R・シルバは2戦連続ゴールを狙う。
●CBの大野、気持ちを切り替えて無失点に。
●山崎は田中に代わって移籍後初スタメンの可能性も。
 
【担当記者の視点】
 開幕の鳥栖戦はセカンドボールを拾えずに、ペースを握れなかった。そのため、今週のトレーニングでは、前線からの守備とラインの押し上げを重視。大井と怪我の舞行龍ジェームズに代わって起用される大野が組むCBコンビのラインコントロールがポイントになる。
 
 中盤をコンパクトにして攻守の連動をスムーズにできれば、スピードのある2トップのR・シルバと山崎も生きる。新人・平松が守備のギャップで受けるプレーを増やすことも、攻撃の厚みを増すうえでは重要だ。
 
 また、開幕戦では左SBのコルテースが守備に追われた側面もある。この元ブラジル代表をいかに高い位置に押し出すかも、ひとつの焦点になりそうだ。

【J1展望】1stステージ・2節|全9カードの予想布陣、各チームの最新動向をレポート!
 
清水エスパルス
リーグ成績(1節終了時):1位 勝点3 1勝0分0敗 3得点・1失点
 
【最新チーム事情】
●平岡が開幕戦で負傷するも、11日に全体練習に復帰。
●開幕戦の走行距離で、八反田(13位)と村田(20位)がJ1のベスト20に。
●P・ウタカとM・デュークは2節もベンチスタートが濃厚。
●11日のU-22ミャンマー代表戦を終え、GK櫛引がチームに合流
 
【担当記者の視点】
 鹿島を相手に見事なサッカーを展開し、7年ぶりにホーム開幕戦で勝利。選手らは揃って「球際でしっかり戦えたこと」(八反田)を勝因に挙げた。
 
 アウェーでの新潟戦を見据えても、開幕戦のような集中力を保っていかに失点を避けられるかがポイントとなる。鹿島戦で負傷した平岡も戦列復帰し、メンバーの変更はない。P・ウタカとM・デュークのコンビは守備面で難を抱えるため、2節でも途中出場が濃厚だ。
 
 キーマンは八反田とともにJ1開幕戦の走行距離ランキング20傑入りした村田。昨季は途中出場が多く、先発で使われる今季はスタミナが心配されたが、数字を見ればそれは杞憂だったようだ。スプリント本数では3位に入るなど、持ち前のスピードをいかんなく発揮。新潟の左SBコルテースとの、熱いバトルに期待したい。

【J1 PHOTOハイライト】1stステージ・1節
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