U-19日本代表がJ2千葉と練習試合を実施。一進一退の攻防が続き…

2020年10月07日 古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)

2本ともに4-4-2で戦う

横浜FCに所属する斉藤が先制点を決める。写真:徳原隆元

 10月7日、千葉県内で合宿中のU-19日本代表候補がJ2千葉と練習試合(45分×2)を実施した。

 U-19日本代表はGKに野澤大志ブランドン(FC東京)、最終ラインは右から成瀬竣平(名古屋)、鈴木海音(磐田U-18)、佐古真礼(東京V)、加藤聖(長崎)。中盤はボランチに藤田譲瑠チマ(東京V)、武田英寿(浦和)、右に鮎川峻(広島)、左に小田裕太郎(神戸)。2トップは西川潤(C大阪)と斉藤光毅(横浜FC)が起用された。

 試合は千葉の堅い守備ブロックに苦戦しU-19日本代表は、なかなか決定機を作れない。斉藤や成瀬のシュートもゴールマウスを捉えられずに、スコアは0-0の時間が続く。それでも1本目の終了間際に小田のパスに抜け出した斉藤が、対峙するDFを機敏な動きでかわしてシュート。ボールはGKの脇をすり抜け、ゴールネットを揺らした。

 1本目は1-0で終了した。
 
 2本目のメンバーは、GKに鈴木彩艶(浦和)、最終ラインは右からモヨマルコム強志(法政大)、半田陸(山形)、西尾隆矢(C大阪)、加藤(長崎)。中盤はボランチに山本理仁(東京V)、柴田壮介(湘南)、右に鈴木唯人(清水)、左に髙田颯也(大宮)。2トップは櫻川ソロモン(千葉)、藤尾翔太(C大阪)が起用された。

 2本目は千葉に攻め込まれる時間も多かったが、身体を張った守備でゴールを許さず。逆に30分過ぎあたりに右サイドを抜け出したモヨがクロスを供給。中央で鈴木唯が右足で丁寧に合わせて追加点をもたらした。

 試合終了間際にCKから千葉に1点を返されるも、そのまま終了。一進一退の攻防が続いたすえにU-19代表が2-1でJ2千葉を下した。

取材・文●古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)
 
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