【J1採点&寸評】浦和0-1名古屋|MOMは両チーム通じて一番の“違い”を発揮した助っ人レフティ

2020年10月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

浦和――トーマス・デンはカウンターの対応で一発退場に

【警告】浦和=宇賀神(51分)、レオナルド(85分) 名古屋=マテウス(78分)
【退場】浦和=T・デン(85分) FC東京=なし
【MAN OF THE MATCH】マテウス(名古屋)

[J1リーグ20節]浦和0-1名古屋/10月4日(日)/埼玉

【チーム採点・寸評】
浦和 5

ボール保持は多少の安定を見たが、ゴールを予感させるプレーは前半の2回のみ。ホームで4戦連続無得点の4連敗という事実は、少々の内容の良さを打ち消す。

【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 5.5

失点シーンにチャンスはほぼなく、ミドルシュートを弾き出したセーブはあった。しかしながら、ここ数試合にわたって中長距離のフィードに正確性を欠いている。

DF
27 橋岡大樹 5.5

マルティノスの個性を生かすために遠目のサポートをした感はある。失点場面ではマテウスにクロスを上げさせない対応ができたかどうか。

20 トーマス・デン 5
可もなく不可もなくというプレーを続けていた中、残り5分でカウンターへの応対で決定機阻止により退場。ゴールからの距離的に判定は厳しいが、対応は良くなかった。
 
5 槙野智章 5.5
後方からボールを運ぼうというチャレンジは見え、実を結びつつある瞬間もある。失点シーンは宇賀神と協力して金崎を見られなかったか。

3 宇賀神友弥  5(81分OUT)
失点場面で前田についたのは仕方ないが、槙野と距離が詰まり過ぎて金崎がフリーに。攻撃面では関根の良さをもっと引き出したかった。

MF
11 マルティノス 6.5(81分OUT)

今季初スタメンで、前半2回のチャンスはいずれも彼の突破から。失点シーンで簡単に突破されたのはマイナスだが、それを込みでも平均点を超える働き。

7 長澤和輝 5.5(64分OUT)
前半、最終ラインからボールを引き出すプレーを忠実にこなしていた。そこから相手の守備ブロックが嫌がる位置にボールを配れたかは疑問。
 

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