「どうやってあそこに打てるんや…」神戸イニエスタが驚愕ゴラッソ!魔術師のハイパフォーマンスが止まらない

2020年10月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

前節、前々節と大量得点を演出。今節は決勝弾でウノゼロ勝利

名古屋戦で堅守の相手のお株を奪うウノゼロ勝利を演出したイニエスタ。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 "魔術師"イニエスタのハイパフォーマンスが止まらない!

 J1リーグは9月30日、ACL参戦組の前倒し日程となる3試合を開催。ノエビアスタジアム神戸では、29節のヴィッセル神戸対名古屋グランパスが行なわれ、アンドレス・イニエスタの一発で神戸が3連勝を飾った。

 驚愕の一撃が生まれたのは60分。セルジ・サンペールからドウグラスへの縦パスが合図となり、流れるようなパス交換が続くと、パスを受けたイニエスタがペナルティエリア手前へ持ち上がる。郷家友太とのスピーディなワンツーでさらに敵ゴール前に押し込んだイニエスタは、やや浮いたリターンを間髪入れずに右足一閃。相手DF陣のわずかな間隙を突き、強烈かつしっかりとコントロールされたショットがゴール左に突き刺さった。

 このゴールには、多くのファンが驚愕。「普通あそこで左には打てない」「一人バルセロナ化」「うますぎて笑う」「これぞイニエスタって感じのゴール」「ワンツーからダイレクトで逆サイドネットとかうますぎやろ笑」「どうやってあそこ打てるんや…」などと、Jリーグ公式ツイッターや神戸公式SNSには多くの称賛の声が集まっている。
 
 とにかく、ここ数試合のイニエスタのハイパフォーマンスには敵もお手上げだ。前々節の鳥栖戦は今季初ゴールを含む全4得点に絡んで4-3の勝利に貢献し、前節の札幌戦はゴールこそなかったが3ゴールを演出。4-0の完勝で、両試合ともに絶大な存在感を発揮していた。

 さらに今節は、前節まで4位の名古屋に対し、決定的な仕事をやってのけ、堅守を誇る相手のお株を奪う"ウノゼロ"勝利に導いた。今年36歳を迎えた"魔術師"の輝きは、まるで色褪せることを知らないようだ。

 次節は2月のゼロックス杯、13節(8月29日)の試合と、3-3の熱戦を演じた横浜F・マリノスとの一戦。イニエスタは「すぐに難しい試合が待っている。チームとしてもしっかりリフレッシュして臨みたい」と、難敵との激突に意気込みを見せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「普通はそこで左には打てない」イニエスタ、高速ワンツーから豪快ショット!

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