武藤嘉紀が“緊急投入”でリーガデビュー!乾貴士も先発したエイバルはダービーに敗れて開幕3戦勝ちなし

2020年09月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

ハーフタイムの二枚替えが奏功するも…

リーガデビューを飾った武藤(左)と何度かドリブルでの仕掛けを披露した乾。(C) Getty Images

 9月27日に行なわれたラ・リーガ第3節で、乾貴士と武藤嘉紀が所属するエイバルがホームでアスレティック・ビルバオとのバスク・ダービーに臨み、1-2で敗れた。

 3試合連続の先発出場となった乾は、4-3-3の左ウイングに入り、武藤はベンチスタートとなった。

 ともに今シーズンまだ勝ちがない両軍は、気持ちの入ったプレーを見せるもペースを掴みきれない。乾も、時に新戦力のカジールとポジションチェンジをしながら打開を図ろうとするも、決定機を作り出せない。

 迎えた40分、カウンターからウィリアムスにも持ち込まれると、折り返しを受けたウナイ・ロペスにシュートを決められ、先制を許す。

 後半頭から攻撃陣を二枚入れ替えて4-4-2にしたエイバルは、早々に同点に追いつく。乾の力強いドリブルをキッカケにCKを獲得し、投入されたばかりのペドロ・レオンのキックにFWキケ・ガルシアがヘッドで合わせた。

 68分には、カウンターで崩され、ウィリアムスにゴールを許すも、VAR判定でオフサイドとなる。

 左SBのケビンと連係しつつ攻守に奮闘していた乾は、84分にDFアルビージャと交代。その直後の87分に再びU・ロペスにゴールを許し、終盤でリードを奪われる。

 1点を追うエイバルは、後半アディショナルタイムに武藤を緊急投入。日本人として13人目となるリーガデビューを果たすも、約10分間のプレーで見せ場は作れなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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