「勇敢にもオレに挑んできやがった」コロナ陽性にもイブラは“独自節”炸裂!来月のダービーには間に合う?

2020年09月25日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

3試合に欠場する見込み

コロナ陽性が判明したイブラだが、幸いにも無症状のようだ。 (C) Getty Images

 自らを「神」と語る男でも、新型コロナウイルスに対して無敵ではなかった。

 ミランは9月24日、ズラタン・イブラヒモビッチが新型コロナウイルスの検査で陽性と判明したことを発表した。イブラヒモビッチは隔離のため、しばらく戦列を離れることになる。

 幸いにも、無症状だった。本人はSNSで「昨日の検査では陰性だったが今日は陽性になった。症状はない。コロナは勇敢にもオレに挑んできた。悪いアイデアだな」と、独特の表現で感染を明らかにした。

 感染拡大予防の規則により、イブラヒモビッチは隔離生活に入っており、24日に行われたヨーロッパリーグ(EL)予選を欠場した。27日のセリエA第2節クロトーネ戦、10月1日のEL予選プレーオフ、10月4日のセリエA第3節スペツィア戦にも出場できない予定だ。
 
 ただ、インターナショナルウィークを挟み、セリエA第4節から出場可能となる見込みなのは、ミランとサポーターにとって朗報だろう。ミランは10月17日にインテルとのダービーマッチを迎える。アウェー扱いの大一番で、「神」が戻ってくることになりそうだ。

 24日のボデ戦、ミランはイブラヒモビッチの代役となった18歳ロレンツォ・コロンボの勝ち越しゴールとハカン・チャルハノールのドッピエッタ(2得点)で勝利した。コロンボはパオロ・マルディーニの息子ダニエルと交代しており、将来が期待される若き2選手の存在も心強い。

 実際、ミラン専門サイト『IL MILANISTA.it』によると、技術部門の責任者であるP・マルディーニは、ボデ戦の前に「攻撃に手入れ?ノーだ」と、前線の新たな補強は計画にないと話した。

「イブラヒモビッチはすぐにコロナを乗り越えると思う。それに、チームにはコロンボ、そして息子のダニエルもいるんだ。彼らは安定的にトップチームの一員となるだろう」

 ミランは、10月3日で39歳になるイブラヒモビッチの復帰を心待ちにしている。一方で、未来を担う若者たちの台頭にも期待している。エースが戻るまでの3試合、ステーファノ・ピオーリ監督の手腕にも注目だ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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