「プレミアではプレーしたくなかった」T・シウバはチェルシー移籍を決断したのか?「心強かったのは…」

2020年09月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

今月22日に36歳の誕生日を迎えた

23日に行なわれたバーンズリーとのリーグカップで新天地デビューを飾ったT・シウバ。(C) Getty Images

 パリ・サンジェルマンを契約満了となり、チェルシーへ新加入したチアゴ・シウバが9月22日、クラブ公式のインタビューに登場。移籍の経緯や豊富などについて語った。英公共放送『BBC』などが報じている。

 この日に36歳の誕生日を迎えたブラジル代表DFは、「年齢は書類上の単なる数字だ」とし、「(プレミアリーグのスピードについて)まったく心配していない。フィジカル的には、まだ十分に若いと感じているし、戦うための準備が整っている」と自信げに語った。

 だが、以前はプレミアについて、プレーするのが難しいリーグだという印象を抱いていたようだ。

「僕の印象は、ロングボール、ロングシュートだった。当時は、自分がこのリーグでプレーしているのは想像できなかった。プレミアリーグではプレーしたくなかった。僕の好みはボールを足下で繋ぐことだったからね」

 そう語ったベテランCBは、「時間が経つにつれてリーグが非常に進化し、技術的なクオリティーが劇的に向上したことがわかった。多くのチームがローボールでプレーしている」と以前に比べて様変わりしたとコメントしている。

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 様々なオファーがあるなか、チェルシーを新天地に選んだことについては、「何よりもまず、信じられないほどのクラブであり、世界で最も偉大なチームのひとつだ」としたうえで、こう続けている。

「選手の年齢に関して多くの先入観があるなか、とても温かく迎え入れてくれた。特に、比較的最近まで現役だった監督がいるのは心強い。(フランク)ランパード監督は、キャリアの終わりにマンチェスター・シティでプレーした。僕と同じような経験をしているんだ」

 そして、その指揮官が示した"信頼"が「最も重要な要素だった」と語ったT・シウバ。昨シーズンにパリSGをクラブ史上初のチャンピオンズ・リーグ決勝に導いた経験は、イキのいい若手が少なくないチェルシーにとって心強い存在となるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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