「ホームチームを脅かした」ブンデスデビューの堂安律、ビーレフェルト指揮官や現地メディアの評価は?

2020年09月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

長谷部、鎌田を擁するフランクフルトに引き分ける

ドイツデビューを果たした堂安。72分までプレーした。(C)Getty Images

 現地時間9月19日にブンデスリーガが開幕。オランダ1部のPSVから堂安律が1年の期限付きで加入したビーレフェルトは、長谷部誠と鎌田大地を擁するフランクフルトとアウェーで対戦した。

 昨シーズンに2部で優勝し、12シーズンぶりとなる1部の初戦を迎えたビーレフェルトは、堂安を4-3-3のインサイドハーフで起用した。

 試合は1-1のドローに終わったが、現地紙『Lippische Landes-Zeitung』は「上々の滑り出し」と称え、ウーベ・ノイハウス監督も「我々の持てうるリソースをすべて注ぎ込んだ。よくやったといえる」と満足している様子だと報じた。

「相手はどこよりも成熟したチームで、主導権を握っていたのは彼らだ。ただ、我々もよくやった。カウンターアタックはもっと正確にやるべきだったという反省はあるし、2-0にするチャンスを逃したのはイライラした。でも、引き分けは公平な結果だと思う。いくつかのミスもあったが、満足しているよ。良い戦いだった」

 また、同紙はノイハウス監督がブンデスデビューを飾った堂安ら攻撃陣について語ったコメントを紹介している。

「堂安は非常にエキサイティングだった。本当に大変な試合だったが、我々はとてもいいプレーをして、アタッカーたちは素晴らしいチャンスを作ってくれた。本音は3点が欲しかったが、今日は1点とれたことで満足している」

 ほかにも、現地メディア『VAVEL』は、堂安について「前半で最も危険なシーンを作り、ホームチームのゴールを脅かした」と評している。

 ビーレフェルトは次節、ケルンと対戦する。上々のデビューを飾った22歳は、チームに昇格後初勝利をもたらせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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