大敗したハンブルクのDFが、スタンドに乱入して古巣のファンに暴行!いったい何が?

2020年09月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「このようなことは二度と起こらないようにする」

ウニオン・ベルリン時代は内田篤人ともプレーしたライストナー。(C)Getty Images

 ドイツ2部のハンブルクの選手がサポーターに掴みかかる事件が発生した。

 騒動が起きたのは、現地時間14日に行なわれたDFBポカール1回戦、ディナモ・ドレスデン(3部)との一戦。立ち上がり3分に先制を許したハンブルクは、16分、53分にも立て続けに失点を喫する苦しい展開。89分にようやく1点を返すも、95分にはダメ押し点を奪われ、1-4で敗れている。

 そして問題のシーンは試合後に起こった。かつてドレスデンでもプレーし、今夏ハンブルクに新加入した、トニー・ライストナーが相手サポーターに激昂。彼はスタンドに乗り込み、襟元を掴むと床に押し倒してしまったのだ。

 この一部始終を収めた映像は広く拡散され、騒動に発展。英紙『The Sun』は「ハンブルクのディフェンダーが相手のファンと戦うために、スタンドに乗り込む衝撃的な瞬間を見よ」と見出しを付けて報じている。

 ライストナーはその後、自身のインスタグラムで、今回の行動に対して次のようにコメントしている。
 
「試合後にホームのドレスデンのサポーターからたくさんの侮辱を受けた。普通の内容なら対応できる。しかし、私の家族、妻、娘に対しても行なわれ、その瞬間、我慢は限界に達した。特に、私にとっては非常に感情的なゲームだったので。

 でも、こんなことは絶対にあってはならない。自分の行動を謝罪し、どんな侮辱を受けても、二度と起こらないようにすると約束する」

 今回の騒動の要因は家族が侮辱されたことだと明かした30歳のセンターバック。怒りはもっともだが、やり過ぎてしまった感は否めない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】相手サポーターに激昂しスタンド乱入!その一部始終はこちら

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