「メッシでもロナウドでもない、ナガサトだ」永里優季の男子チーム加入にイタリア紙も驚愕!「歴史に残る運命の移籍だ」

2020年09月11日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「壁を壊したのは、日本サッカー界の絶対的スター」

10日にはやぶさイレブンの入団発表を行なった永里。※写真は会見中のスクリーンショット

 女子選手、それも世界を制したメンバーが、男子のチームでプレーする――永里優季の移籍は、世界的にも大きな注目を集めている。

 2011年のワールドカップを制したなでしこジャパンのメンバーである永里は、米女子サッカーリーグ(NWSL)シカゴ・レッドスターズから神奈川県2部「はやぶさイレブン」にレンタル移籍した。

 欧州では、直近でオランダの19歳エレン・フォッケマが母国4部リーグの男子チームに移籍している。だが、世界王者の男子サッカー挑戦はまさに歴史的と言えるだろう。

 かつて中田英寿が所属したペルージャのルチアーノ・ガウッチ元会長は、2003年にドイツのビルギット・プリンツをセリエAでプレーさせようとしたが実現しなかった。イタリア紙『Repubblica』は、この過去を振り返りつつ、永里の移籍を「前例がない日本にとってターニングポイント」と報じている。

「歴史に残る運命の移籍だ。リオネル・メッシやクリスチアーノ・ロナウドのことではない。日本女子サッカーのスター、33歳のユウキ・ナガサトのことだ」
 
 また、『Corriere della Sera』紙も「(オランダで始まった改革が)日本で続いた。壁を壊したのは、日本サッカー界の絶対的スター、ユウキ・ナガサトだ」と伝えた。

『TUTTOmercatoWEB』は「永里の男子クラブへの移籍は、いずれにしても歴史に残る。性別の異なる同僚たちとプレーする、初の世界レベルの女子サッカー選手となるからだ」と報じている。

 日本サッカーの歴史に新たな1ページを記した永里の挑戦に、世界も注目している。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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