土壇場で宮代が決勝弾!!川崎がイニエスタ不在の神戸に苦戦も3-2で逆転勝利!

2020年09月09日 本田健介(サッカーダイジェスト)

川崎は一時勝ち越しを許すも…

先制点を挙げた小林。その後、2失点した川崎だが、逆転勝利した。(C)SOCCER DIGEST

[J1第15節]川崎3-2神戸/9月9日/等々力

 J1の15節が9月9日に行なわれ、等々力陸上競技場では川崎と神戸が対戦した。

 8月26日のリーグ戦(△2-2)、9月2日のルヴァンカップ準々決勝(川崎が6-0で勝利)に続き、短期間で三度目の対戦となった両者。川崎の1勝1分で終わった前の2試合と異なるのは、舞台が川崎の本拠地、等々力陸上競技場に変わった点。川崎は再び神戸の挑戦を退けるのか、神戸がリベンジを果たすのか、注目の一戦となった。

 ともに前節から中3日のゲーム。週末に横浜との神奈川ダービーに3-1で勝利した川崎は、システムは変わらずに4-3-3で、GKチョン・ソンリョン、最終ラインは右から山根、ジェジエウ、谷口、登里、中盤はアンカーに守田、インサイドハーフに大島、家長、3トップは右から旗手、小林、齋藤の並びとなった。

 一方、神戸は3-5-2。GKは飯倉、3バックは右からダンクレー、渡部、菊池、アンカーはサンペール、インサイドハーフは安井、山口、ウイングバックは右に西、左に酒井、2トップは古橋、藤本が入った。

 前半8分には首位を走る川崎が先制する。自陣低い位置で相手の攻撃を撥ね返すと守田、家長とつないで左サイドの齋藤へ展開。齋藤はドリブルからクロスを送ると、DFに一度はクリアされるも、それを拾った守田がシュート。このボールが神戸DF渡部の手に当たったとしてPKが川崎に与えられた(渡部はイエローカード)。このPKを小林が冷静に決めた。

 一方、神戸はワンチャンスを活かす。23分、左サイドでボールをつなぎ、渡部のフィードで右へ。西からのくさびのパスを受けたFW藤本は巧みに反転すると前にいた古橋へスルーパス。エリア内で受けた古橋が豪快に決めて、神戸が同点に追いついた。

 すると神戸は両ウイングバックを活かしたワイドな攻撃で相手陣内での時間を増やす。20分過ぎまでは川崎ペース、その後は神戸ペースで前半は折り返した。
 
 後半も一進一退の攻防が続く。そして先に勝ち越し点を奪ったのは神戸だった。59分。左サイドで古橋が起点になり、中央のサンペールから右の西へ。西は縦にワンタッチで縦にパスを入れると走り込んだ山口がクロス。ニアサイドで藤本が合わせた。

 追い付きたい川崎は65分にビッグチャンス。交代出場の三笘からのスルーパスを受けた小林が抜け出すも、シュートはクロスバーの上に外した。

 その後も神戸がカウンターから決定機を生み出す。しかし、好調川崎は試合終盤に交代策を活かして試合を引っくり返した。83分に途中出場のL・ダミアンが自ら奪ったPKを沈めて同点に追いつくと、85分にはこちらも交代出場の脇坂のスルーパスを、同時出場の宮代が豪快に決めて逆転。川崎が苦しみながらも勝点3をモノにした。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

【J1第15節PHOTO】川崎3-2神戸|FW宮代の決勝弾はJ初ゴール!逆転勝利の川崎は3連勝!
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