“超大型補強”で話題沸騰のチェルシーが逸材ハベルツ獲得も正式発表! 総額99億円のビッグディールに

2020年09月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

週給は史上最高額に

チェルシーへの移籍が決定したハベルツは、文字通りのビッグディールを締結した。 (C) Getty Images

 3シーズンぶりのプレミアリーグ制覇に向け、ブルーズが止まらない。

 現地時間9月5日、チェルシーはレバークーゼンからドイツ代表MFのカイ・ハベルツを獲得したことを正式発表した。

 詳細は非公表だが、英衛星放送『Sky Sports』によれば、移籍金はクラブ史上2番目となる7100万ポンド(約99億4000万円)で、選手本人とは週給31万ポンド(約4340万円)の5年契約を締結したという。

 現在21歳のハベルツは、ドイツが生んだ超逸材だ。昨シーズンは、相手のタイトなマークに苦しみながらも国内リーグでチームトップの12ゴールを記録。ブンデスリーガ屈指の攻撃的MFという地位を確立した。
 
 今夏の移籍市場では、レアル・マドリー、バルセロナ、バイエルン、リバプール、マンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマンなど欧州中のメガクラブから関心を示されたが、最終的に潤沢な資金を誇るチェルシーが熾烈な争奪戦を制した格好となった。

 補強禁止処分を食らっていた昨夏と、そのペナルティーが解けた今冬に貯め込んだ資金をコロナ禍で欧州中のクラブが強化予算削減を余儀なくされるなかで、大胆に投じている今オフのチェルシーは、ハキム・ジイェフ(←アヤックス)とティモ・ヴェルナー(←RBライプツィヒ)に続き、先月末にはベン・チルウェル(←レスター)、チアゴ・シウバ(←パリSG)、マラング・サール(←ニース)と、次々と実力派の獲得に成功していた。

 そうしたなかで、人気銘柄のハベルツを手中に収め、3シーズンぶりのプレミアリーグも狙えるだけのスカッドが揃ったチェルシー。このかき集めた豪華タレント陣をフランク・ランパード監督がどう活かすのか。今後はイングランド人指揮官の手腕に注目が集まっていきそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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