インテルがコラロフとビダルを立て続けに獲得へ!コンテ監督の要望が次々実現

2020年09月04日 メガクラブ

ビダルはバルサとの契約を解除する方針

インテルへの加入が間近となっているビダル(左)とコラロフ(右)。(C)Getty Images

 インテルが、同意に達したローマのDFアレクサンドル・コラロフに続いて、バルセロナに所属するMFアルトゥーロ・ビダルも間もなく獲得しそうだ。

 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、ビダルは今週中に2021年6月まで残るバルセロナとの契約を解除して、週末にミラノで契約を交わす可能性があるという。そしてインテル側は、9月7日の新シーズンのチーム始動日から、ビダルを練習に迎えるよう準備を進めているようだ

 ビダルの獲得は、インテルを率いるアントニオ・コンテ監督の強い要望だ。両者は11-12シーズンから3年にわたってユベントスでともに戦っており、相思相愛の関係と言っても過言ではない。

 コンテは攻守にダイナミズムをもたらすビダルを高く買っており、一方のチリ代表MFも「戦術的にはナンバーワンの監督だ。俺の特性をうまくチーム戦術に組み込んでくれる」とかつての指揮官を評価。年俸600万ユーロ(約7億5000万円)の2年契約を結ぶ見込みとなっている。
 
 ビダルに先駆けて公式発表がありそうなのがコラロフの獲得だ。ローマとの契約は21年6月まで残っているため移籍金が発生。チーム間交渉の際、ローマは200万ユーロ(約2億5000万円)を要求した一方、インテルは100万ユーロ(約1億2500万円)を提示し、最終的には150万ユーロ(約1億8800万円)でチーム間交渉がまとまった。

 個人交渉についても、当初は2年契約を望むセルビア代表に対して、インテルの返答は1年契約だったが、最終的には年俸は350万ユーロ(約4億4000万円)の1年契約+1年の延長オプションで合意に達している。

 コンテ監督の要望する選手を次々と手にしそうなインテル。新戦力のビダルはインサイドハーフの位置で起用される見込みで、コラロフは左CBのポジションをアレッサンドロ・バストーニと、左WBのポジションをアシュリー・ヤングと争うことになりそうだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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