「中国をなめていた」上海上港のオーストリア代表“悪童”FWが衝撃告白!「練習せず、炭酸飲料ばかり飲んで…」

2020年09月02日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ACLでは横浜と対戦

中国での生活について語ったアルナウトビッチ。(C) Getty Images

 昨年7月に、ウェストハムから上海上港へ移籍したオーストリア代表FWのマルコ・アルナウトビッチが、中国での一年を振り返った。

 移籍金2300万ポンド(約32億円)でアジアへ渡った大型ストライカーは、「中国を過小評価していた」という。『Beanyman Sports』で語った内容を英紙『Daily Mail』などが伝えている。

「中国をなめていた。トレーニングしなかったし、身体のケアもしなかった。よく食べて、スプライト、コカコーラ、ファンタ…身体に良くないあらゆる炭酸飲料を飲んでいた」と語ったアルナウトビッチは、不摂生な生活について、さらにこう続けた。

「間違った時間に食事をしてしまってね。中国に来たとき、こっちの時間に順応できるようになるまで約3週間かかったから、眠れなかったんだ。朝6、7時に寝て、午後3、4時に起きて、トレーニングに行く。また一晩中起き続けて、間違った時間に食べてしまう」

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 31歳となった"悪童"はその後、この問題を真剣に受け止め、クラブの期待に応えるべく、改善を図ったという。

「俺が来て、タイトルのためにプレーすることをクラブが望んでいたことを心に留めるようにしている。もっと良くする必要があるから、俺は変わった。そうでなきゃ、ここではプレーできない」

 心を入れ替えたアルナウトビッチは、ここまで23試合に出場し、実に14ゴールを挙げている。上海上港は、アジア・チャンピオンズリーグで横浜F・マリノスと同グループとなった(10月23日と26日に対戦予定)。"生まれ変わった"この点取り屋が、Jリーグ王者の前に立ちはだかるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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