【浦和】選手が考案した“サッカーのまち浦和”に寄り添う企画…オリジナルバナーフラッグが浦和の街に登場!

2020年09月01日 サッカーダイジェスト編集部

選手たちの想いが込められたデザイン

バナーフラッグ(左)とタペストリー(右)。「URAWA ONE LOVE」の文字が印象的なデザインだ。(C)URAWA REDS

 浦和レッズは、選手デザインの街路灯用「バナーフラッグ」を浦和の街に設置することと、浦和、与野、岩槻の商店会に選手デザインの店舗装飾用「タペストリー」を寄贈することを発表した。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響によるクラブの経営悪化で、例年のように浦和の街に掲出されるバナーフラッグを製作・設置できないことや、商店街が非常に厳しい状況にあることを知った選手たちが、自ら動いて実現させた企画だ。

 バナーフラッグは700枚製作され、浦和駅(8月31日から)および北浦和駅(9月1日から)周辺に設置されている。

 またタペストリーは旧浦和、与野、岩槻地区にある74商店会(約2700店舗)に、4選手(福島、西川、宇賀神、興梠)のメッセージを添えて寄贈される予定だ。

 バナーフラッグとタペストリーに書かれているのは「URAWA ONE LOVE」という言葉。また「PRIDE(誇り)」「VICTORY(勝利)」「PASSION(情熱)」「GLORY(栄光)」といった浦和を背負うために必要なワードでハートが形作られている。選手たちの想いが込められたデザインだ。
 
 キャプテンの西川周作は以下のようにコメントしている。

「今回のプロジェクトは、興梠選手や宇賀神選手などが中心となって、動いてくれました。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、クラブの経営状況が苦しくなって、経費削減をしている中で、選手自身も目に見える何かをしたいと考えた結果、ホームタウンやファン・サポーターのみなさんが喜んでくれる取り組みをしたいと思い、今回、バナーフラッグを新調し、タペストリーを寄贈することになりました。

 バナーフラッグやタペストリーは、自分たちで作り上げ、選手たちのおもいを形にした素晴らしいデザインとなりました。

 ファン・サポーターには、コロナ禍びおいてクラウドファンディングに協力していただいたおかげで目標金額に到達することができました。

 自分たちもファン・サポーターのみなさんに対して、恩返しをしないといけない立場だと思っていますので、バナーフラッグやタペストリーはみなさんに向けた気持ちであり、熱いメッセージだと思っています。

 選手たちの気持ちを感じてくれたら、非常にありがたいです。

 選手たちは、ファン・サポーターのみなさんがいてこその浦和レッズだと思っているので、常に感謝の気持ちを持ちながら、結果で示していきたいです」

構成●サッカーダイジェスト編集部
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