シックはレバークーゼン? それともRBライプツィヒ?
ブンデスリーガの今後の移籍市場の鍵を握るフォラント(左)、シック(中)、ラシツァ(右)。(C)Getty Images
2020-2021シーズンのブンデスリーガの開幕が9月18日に迫ってきているが、ドイツの移籍市場はこれからまだまだ活況を呈しそうだ。とくに、これから注目されるのが最前線の玉突き移籍だ。
まず移籍が確実視されているのが、レバークーゼンのドイツ代表FWケビン・フォラント。19-20シーズンには10ゴールを奪い、3シーズン連続で二桁得点を決めている紛れもないチームのエースストライカーだ。
ただ、契約満了が2021年6月に迫りながら、クラブとの延長交渉に進展が見られなかったため、今夏(秋)の移籍も噂されていた。そして、ドイツ誌『KICKER 』によると、8月29日にモナコとクラブ間合意に達した模様で、あとは発表を待つのみだという。
レバークーゼンは、CFのバックアッパーであるアルゼンチン代表ルーカス・アラリオの移籍も確実視されているため最前線の補強は必須となった。そこで白羽の矢が立ったのがチェコ代表のパトリック・シックだ。
シックは現在ローマに籍を置いているものの、19-20シーズンはローンで渡ったRBライプツィヒでプレー。185センチの体躯を活かした確度の高いポストプレーを武器にチャンピオンズ・リーグで4強入りしたチームを支えた。
もちろんRBライプツィヒは買い取り、またはレンタル延長を求めているが、ローマが求める2500~3000万ユーロ(約31億~38億円)の移籍金に難色を示している。
まず移籍が確実視されているのが、レバークーゼンのドイツ代表FWケビン・フォラント。19-20シーズンには10ゴールを奪い、3シーズン連続で二桁得点を決めている紛れもないチームのエースストライカーだ。
ただ、契約満了が2021年6月に迫りながら、クラブとの延長交渉に進展が見られなかったため、今夏(秋)の移籍も噂されていた。そして、ドイツ誌『KICKER 』によると、8月29日にモナコとクラブ間合意に達した模様で、あとは発表を待つのみだという。
レバークーゼンは、CFのバックアッパーであるアルゼンチン代表ルーカス・アラリオの移籍も確実視されているため最前線の補強は必須となった。そこで白羽の矢が立ったのがチェコ代表のパトリック・シックだ。
シックは現在ローマに籍を置いているものの、19-20シーズンはローンで渡ったRBライプツィヒでプレー。185センチの体躯を活かした確度の高いポストプレーを武器にチャンピオンズ・リーグで4強入りしたチームを支えた。
もちろんRBライプツィヒは買い取り、またはレンタル延長を求めているが、ローマが求める2500~3000万ユーロ(約31億~38億円)の移籍金に難色を示している。
この状況で横槍を入れてきたのがレバークーゼンだ。フォラントの売却益を元手にしてシックの獲得を企てているという。そのため、RBライプツィヒは次善の策としてノルウェー代表アレクサンダー・セルロトとの交渉も始めているようだ。
191センチの大型CFは19-20シーズンに保有元のクリスタル・パレスからトルコ1部のトラブゾンスポルにローンで渡り、リーグ戦で24ゴールをマークしている。
RBライプツィヒといえば、チェルシーに今夏移籍したティモ・ヴェルナーの穴もいまだ埋められておらず、以前から獲得濃厚と言われているブレーメンのコソボ代表ミロト・ラシツァとの交渉もいまだに決着していない。
他にも最前線に不安を抱えているクラブは多く、フォラントの移籍をきっかけにブンデスリーガのFWの玉突きが一斉に始まるかもしれない。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
191センチの大型CFは19-20シーズンに保有元のクリスタル・パレスからトルコ1部のトラブゾンスポルにローンで渡り、リーグ戦で24ゴールをマークしている。
RBライプツィヒといえば、チェルシーに今夏移籍したティモ・ヴェルナーの穴もいまだ埋められておらず、以前から獲得濃厚と言われているブレーメンのコソボ代表ミロト・ラシツァとの交渉もいまだに決着していない。
他にも最前線に不安を抱えているクラブは多く、フォラントの移籍をきっかけにブンデスリーガのFWの玉突きが一斉に始まるかもしれない。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部