「殻を破ろうとしている」移籍後初ゴールの南野拓実を“最強CB”ファン・ダイクも大絶賛! 「今はかなり良い」

2020年08月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

待望の初ゴールに賛辞

強敵アーセナルを相手に躍動した南野。同僚DFもその活躍に目を細めた。 (C) Getty Images

 新シーズンのファーストマッチで、いきなり結果を残した南野拓実には、チームメイトからも賛辞が送られている。

 現地時間8月29日にウェンブリー・スタジアムで開催されたコミュニティーシールドで、リバプールは1-1からのPK戦の末にアーセナルに敗北。14年ぶりの戴冠はならなかった。

 惜しくもチームは敗れたものの、"聖地"での試合で小さくないインパクトを残したのが、59分からピッチに送り出された南野だ。

 投入直後からアジリティーのある動き出しで攻撃を活性化させた日本代表FWは、73分に敵エリア内でリバウンドしたボールを冷静にシュート。見事に右隅へ沈めて待望の移籍後初ゴールを奪った。

 勝利には導けなかったが、今年1月の入団以来、何よりも欲していた目に見える結果を残した18番を、チームの大黒柱であるフィルジル・ファン・ダイクも讃えている。
 
 試合後のビデオインタビューにおいて、「タキ(南野の愛称)はかなり良かったと思う」と褒めちぎった。

「ロックダウン後のタキは、僕たちが目の当たりにしたザルツブルクのタキだったよ。彼は本当にエネルギッシュで、ファンタスティックな選手なんだ」

 入団から半年以上を要しながらも、新シーズン最初の公式戦で、待望の初ゴールを奪ったサムライ戦士について、オランダ代表DFはさらにこう続けている。

「タキが自分の殻を破ろうとしているのは、彼本人にとってだけじゃなく、僕たちにとっても素晴らしいことだ」

 無観客とはいえ、サッカーの母国の"聖地"で大仕事をやってのけ、いまや世界最高とも評される同僚CBから絶賛された南野。そのパフォーマンスは、2020-21シーズンへの期待を膨らませるものだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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