「まだまだ働くよ!まだまだ声出すよ!」1000試合出場を目指す槙野智章、350試合はまだまだ通過点と決意のツイート!

2020年08月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

6節終了時で出場はわずか1試合だったが…

350試合出場を達成したこの日も、最終ラインからチームを鼓舞し続けた槙野。(C)SOCCER DIGEST

 浦和レッズのDF槙野智章が29日の大分トリニータ戦にフル出場し、2-1での勝利に貢献。J1通算350試合出場となったメモリアルゲームを白星で飾った。試合翌日には自身のSNSを更新し、偉業達成の報告とともに、今後に向けての力強いメッセージを送った。

 開幕当初、元日本代表でロシア・ワールドカップにも出場した男は苦境に立たされていた。昨季は主力としてほぼ全試合に先発しながら、今季はメンバー争いに敗れスタメンはおろかベンチにすら入れない日々が続いた。6節終了の時点で、出場は開幕戦での途中出場わずか1試合。それも試合終了間際に入ったわずか数分の出場だ。33歳のベテランに対して、「もうここまでか」と思ったファンも少なくなかったかもしれない。

 それでも不屈の闘志を持つ男は決して腐らない。試合に出られない中でもしっかりとトレーニングを続け、第7節の横浜FC戦、実力で先発の座を奪い返すと、そこからは6試合中5試合で先発出場。29日の大分戦でも対人の強さと最終ラインからの的確なコーチングで守備を統率し、存在感を示した。一時は沈みかけていた背番号5は、最前線の舞台へと完全に舞い戻ってきた。
 
 その槙野は29日夜、大分戦後に自身のSNSにて、"漢気"溢れる表情でこちらを指さしたなんとも彼らしい写真とともに、ハッシュタグを付け「350試合出場おめでとう」と記録達成を自ら祝福。そして「まだまだやるよ!まだまだ働くよ!まだまだ声出すよ!皆さんに感謝です。ありがとう」と力強くコメント。

 これを見たファンからは以下のような激励の声が数多く届いている。

「おめでとう!まだまだ頼む!!」
「一年間毎日試合出たことになりますね」
「さらに記録伸ばして下さい!」
「やっぱ槙野がいなきゃね!!」
「槙野選手がお腹から出してる声が埼スタで響き渡ってました」
「まだまだ通過点!」

 前人未到の1000試合出場を高らかと目標にかかげる浦和のファイター。350試合出場はまだまだ通過点に過ぎない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】"漢"が止まらない!槙野の"戦闘継続宣言"はこちら!

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