「リバプールで衝撃」「いよいよ真価を…」移籍2年目で本領発揮!? プレシーズンで好調の南野拓実に英紙が期待

2020年08月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

古巣ザルツブルク戦で得点を演出

リバプールで存在感を示している南野に対する期待が強まっている。 (C) Getty Images

 プレミアリーグ連覇に向けて、リバプールはオーストリアでトレーニングキャンプを張っている。

 9月12日に行なわれるリーズとの開幕戦が間近に迫っているなかで、調子を上げているのが、昨シーズン途中に入団した日本代表FWの南野拓実だ。現地時間8月25日に行なわれた古巣レッドブル・ザルツブルクとの練習試合では、チームが0-2とされた後半頭から出場して、72分には自らが起点となってリアン・ブリュースターのゴールを演出した。

 9分後にもブリュースターが得点を決め、2-2のドローに持ち込んだリバプールにあって、小さくないインパクトを残した南野。そのパフォーマンスを英国メディアも評価している。

 地元紙『Liverpool Echo』は、ザルツブルク戦の寸評記事において、「サディオ・マネに与えられたチャンスではファーストタッチを失敗し、フラストレーションを溜め込んでいるように見えたが、ブリュースターの得点の組み立てに絡むなど、全体的には馴染んで見えた」と一定の評価を与えた。

「タキ(南野の愛称)は、ブリュースターと同じように活発に動いているように見えた。今シーズンは期待を結果に変えたいところだ」
 また、英全国紙『Mirror』は、マッチサマリー記事の中で、今夏のプレシーズンでの南野の成長ぶりを称え、期待感を寄せた。

「リバプールの良かった点の1つが、タクミ・ミナミノがハーフタイム明けに出てきた時の衝撃だ。この日本人FWは、華麗なフットワークや度重なる優れたタッチを見せ、ピッチで明るいものを示した。この間の土曜日に行なわれたシュツットガルトとの練習試合に続いて、印象的なパフォーマンスを披露した彼は、いよいよアンフィールドで真価を発揮することが期待できる」

 現地時間8月29日には、新シーズン最初の公式戦となるアーセナルとのコミュニティーシールドが控えているリバプール。そこで好調を維持する南野がどのようなパフォーマンスを見せるかに注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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