【J1採点&寸評】鹿島1-1G大阪|引退試合でも好プレー連発の内田篤人の評価は?初の古巣戦となった昌子源も抜群の存在感!

2020年08月24日 渡邊裕樹(サッカーダイジェストWeb編集部)

鹿島――失点の場面は完全に守備陣が崩された

【警告】鹿島=内田(39分)、犬飼(89分) G大阪=東口(47分)、小野(87分)
【退場】鹿島=なし G大阪=なし
【MAN OF THE MATCH】内田篤人(鹿島)

[J1リーグ12節]鹿島1-1G大阪/8月23日(日)/カシマスタジアム

【チーム採点・寸評】
鹿島 5.5

序盤から気持ちの入ったプレーを披露したが、完全に守備を崩されての失点。引退試合となった内田が16分に投入されて以降、攻勢を強め、勝利への執念が伝播し最後に同点に追いつく粘り強さは見せた。

【PHOTO】最後までピッチを駆けた内田篤人の"最終日"を厳選写真で振り返る!

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6

なんとか防いだ53分の飛び出しなど判断の部分で危ない場面もあったが、直後の宇佐美のシュートを鋭い反応で防ぐなど、自らのプレーで挽回。73分の小野瀬の至近距離弾を防いだのは見事だった。

DF
22 広瀬陸斗 ―(16分OUT)

失点シーンではヘディングのクリアが中途半端になったところを拾われ、その後の対応でも後手に。倉田を捕まえきれず、突破された。その後も自身のサイドを攻め込まれ、12分の福田のクロスに対応した際に右足を負傷しそのまま交代に。

33 関川郁万 5
53分の場面では中途半端な対応から宇佐美にシュートを許し、73分には小野瀬に背後には入られるなど失点には繋がらなかったが危ない場面が散見された。
 
39 犬飼智也 6
失点のシーンでは釣り出されて潰し切れなかったが、後半のアディショナルタイムに同点弾を頭で叩き込み帳消しにした。

5 杉岡大暉 5
7分に高い位置からシュートを放つなど前への姿勢は感じた。一方で、対峙する小野瀬を捕まえきれず、度々危険な場面を作られ、得点を許した。

MF
4 レオ・シルバ 6

相手が5バックに変更するまではセカンドボールを収めるなど効果的だった。相手DFにブロックされるが強烈なミドルシュートも放った。

20 三竿健斗 6(75分OUT)
59分のふわりとしたシュートは東口のビッグセーブに遭う。こぼれ球にいち早く反応するなど球際で戦い続け、潰し役、水を運ぶ人として存在感を見せた。
 

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