長友佑都が最も重視するトレーニングとは?「サッカー日本代表 夏休み特別オンライン授業」を開催

2020年08月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

環境問題から裏方の仕事、フィジカルトレーニングまで多様な授業内容

ビデオメッセージで登場した長友。※写真はスクリーンショットによるもの。

 日本サッカー協会が8月22日、小中学生を対象に「サッカー日本代表 夏休み特別オンライン授業」を開催し、日本代表を応援するスポンサー関係者や代表スタッフによる特別授業が行なわれた。

 同イベントは22日・23日の2日間にわたって、両日ともに3部構成で実施される。初日の22日は、スポンサー社であるファミリーマート、オフィシャルサプライヤーのアディダス、さらにJFAスタッフによる授業が行なわれた。

 ファミリーマートによる授業では、「『サステナブルゴール』に向けてファミマが今がんばっていること」と題して、地球温暖化などの環境問題や、太陽光発電やバイオ燃料、食品ロス削減など同社が取り組んでいる環境社会実現のための施策をクイズ形式なども織り交ぜながら講義。子どもたちからも「わかりやすーい」「なるほど!」といった声がチャット内で上がっていた。

 2時間目のアディダス社による授業では、千葉・幕張のJFA夢フィールドのトレーニングジムから生配信。日本代表のキットマネージャーを務める同社の山根威信氏が講義を行ない、日本代表の試合時のロッカールームの様子や、遠征時の移動の様子などが紹介された。試合前のロッカールームでは、試合とアップ用のユニホームやスパイクなどが整然と並べられ、やはり子どもたちからは「きれい」「すげー」などの声が上がった。山根氏は「キットマネージャーは、チームが問題なく生活できるようにし、選手がサッカーに集中できる環境を作る」とその仕事内容を説明した。

 講義の終盤にはJFA夢フィールドのロッカールームに移動し、その内部の様子を映し出すと、サプライズゲストとして日本代表の森保一監督が登場。森保監督は「日本代表は現場だけで戦っているのではなく、きっとマネージャーの方やこうやって映像を取ってくださるかとか、一緒に気持ちを合わせて戦うことができているというのを皆さんに分かってもらえたら嬉しいなと思います」と子どもたちに呼びかけた。すると、そこにトレーニング中の長友佑都が通りがかり、「みなさん、ガンバってね」と声をかけた。
 

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