【J1採点&寸評】大分1-0横浜|明確な狙いで王者のハイライン・ハイプレスを凌駕!連敗脱出の立役者は…

2020年08月16日 柚野真也

大分――守備陣の貢献度を高く評価

【警告】大分=香川(90+4分) 横浜=なし
【退場】大分=なし 横浜=なし
【MAN OF THE MATCH】ムン・キョンゴン(大分)

[J1リーグ10節]大分1-0横浜/8月15日(土)/昭和電工ドーム

【チーム採点・寸評】
大分トリニータ 6.5

狙いは明確だった。横浜のハイライン・ハイプレスに対し、サイドで起点を作り、背後のスペースを狙った。幅と奥行きを存分に使い、守備では最後の場面で身体を張り、5連敗のトンネルを抜けた。

【大分|採点・寸評】
GK
1 ムン・キョンゴン  6.5

ビルドアップに積極的に参加し、ハイボールに対しては高さを存分に生かした。アディショナルタイムにはファインセーブで完封勝利に貢献した。

DF
2 香川勇気 6

42分に三平へピンポイントのクロスを合わせるなど、何度も精度の高いクロスを繰り出す。左サイドで主導権を握った。

3 三竿雄斗 6.5
40分の横浜の波状攻撃に対し、身体を投げ出しシュートストップ。決勝点の起点となるロングフィードは見事だった。

5 鈴木義宜 6.5
守備では大きな破綻はなく、集中力を切らすことなく秀逸なカバーリングを見せた。攻撃につながるパスも精度が高かった。

29 岩田智輝 5.5
無駄走りになることもあったが果敢にオーバーラップを見せた。終盤の危ない場面では、仲間に助けられた部分があった。
 
MF
4 島川俊郎 6(78分OUT)

豊富な運動量でバイタルエリアを閉じて、シンプルにパスをつなぎ中盤の底からリズムを作った。

11 田中達也 6(78分OUT)
決勝ゴールは高澤のパスに合わせるだけだったが、自陣からスピードを緩めず一気に駆け上がったからこそ生まれた。

40 長谷川雄志 6
これまで少なかったサイドチェンジを有効に使った。島川が交代してからは上手くバランスを取った。
 

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