今季初の連勝を狙った仙台がホームで無得点ドロー!清水はJ1通算400勝がお預けに

2020年08月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

立田が60メートルの絶妙なロングフィードを見せたが…

守護神スウォビィクの好守もあり無失点で終えた仙台。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは8月15日、第10節の7試合を全国各地で開催。ユアテックスタジアム仙台で行なわれたベガルタ仙台と清水エスパルスの一戦は、0ー0の引き分けに終わった。

 ともに今季から新監督が率いて4-3-3のシステムを採用した、13位(仙台)と14位(清水)の対戦。前節ともに白星を挙げて今季初の連勝を狙い、仙台は今季ホーム初白星を、清水は今季アウェー初勝利を賭けて戦った。

 現在4戦負けなしのアウェー清水は、好調なブラジル人カルテット(エウシーニョ、ヘナト・アウグスト、カルリーニョス・ジュニオ、ヴァウド)のうちエウシーニョがベンチ外。代わって金井貢史が右SBに入った。その金井と金子翔太が右サイドからチャンスを作るものの、中央のC・ジュニオに合わず、なかなかフィニッシュまで持ち込めない。

 42分には、バックパスを受けた立田悠悟が自陣ペナルティエリア内から60メートル近いロングフィードを送り、これに金子が反応。右サイドを抜け出し、中央へグラウンダーのパスを供給したが、受けた後藤優介のトラップが大きくなり、シュートには至らない。
 
 ホームの仙台は、守護神のヤクブ・スウォビィクの好セーブもあって0-0で前半を折り返すと、75分に西村拓真が相手ディフェンスラインの裏に抜け出しシュートを放つが、対応に来たDFに防がれてしまう。さらに80分には右CKから好機を掴むも、清水DFにクリアされた。

 両チーム攻め手に欠いた一戦はスコアレスで終了。清水は史上6クラブ目となるJ1通算400勝が持ち越しとなった。

 次節、仙台はホームでサガン鳥栖との対戦が予定されていたが、すでに中止が発表されている。清水はホームで横浜F・マリノスを迎え撃つ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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