RBライプツィヒが劇的弾で強豪アトレティコを撃破!クラブ史上初のCL4強進出、準決勝でパリSGと対戦

2020年08月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

88分に決勝ゴール

インテンシティーの高い試合を演じたライプツィヒとアトレティコ。(C)Getty Images

 現地時間8月13日、チャンピオンズ・リーグ(CL)準々決勝のRBライプツィヒ対アトレティコ・マドリーがポルトガル・リスボンのジョゼ・アルバラージで行なわれた。

 序盤は予想以上に激しく攻め合う展開。12分には左SBロディとのパス交換からカラスコが持ち込んでシュートを狙うもGKグラーチに防がれる。

 その後も左サイドから攻撃を繰り出すアトレティコに対し、ライプツィヒも縦に速い鋭い攻めを見せる。だが、エースのヴェルナーがチェルシーへの移籍で退団したこともあり、決定機を作り出せない。

 スコアレスで折り返した51分、均衡を破ったのはライプツィヒだった。敵陣でのパス回しから、最後はザビツァーのクロスにダニ・オルモがヘッドで合わせ、先制ゴールを奪う。

 リードを奪われたシメオネ監督は、すかさずエレーラに代えてジョアン・フェリックス投入する。そして、この策が見事に奏功。70分にポルトガル代表FWが巧みな抜け出しからクロスターマンに倒され、PKを奪取。これを自ら決めて同点ゴールを奪う。

 延長戦に突入するかに思われた88分、決勝点となるゴールを叩き出したのは、ライプツィヒだった。左サイドのアンヘリーニョのマイナスのクロスを途中出場のアダムスがシュート。これが敵DFヒメネスに当ってコースが代わり、ネットに突き刺さる。

 この千金弾を守り切ったライプツィヒが下馬評を覆して1-0で勝利し、クラブ史上初のベスト4へ進出。18日に行なわれる準決勝でパリ・サンジェルマンと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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