【J1採点&寸評】清水3-1札幌|妻の妊娠を祝う豪快弾!“リベンジ”成功の立役者となったボランチをMOMに

2020年08月09日 前島芳雄

清水――歴代最多失点を喫した昨年のリベンジを果たす

【警告】清水=梅田(90+1分) 札幌=菅(45+2分)、田中(54・63分)、キム・ミンテ(71分)、D・オリヴェイラ(81分)、荒野(90+3分)
【退場】清水=なし 札幌=田中(63分)
【MAN OF THE MATCH】ヘナト・アウグスト(清水)

【チーム採点・寸評】
清水 6.5

序盤は札幌のマンマークに手こずる面もあったが、徐々にリズムを作って自分たちのサッカーを展開した。前半の良い流れのうちに点を取り、後半はセットプレー以外で2点を決めてホーム2連勝。昨年歴代最多失点の0-8大敗を喫した札幌へのリベンジに成功。

【清水|採点・寸評】
GK
31 梅田透吾 6

ピンチは少なかったが要所を締め、ビルドアップも安定。FKによる失点は、本人は悔しいだろうがやむを得ないところ。

DF
18 エウシーニョ 6

ゴール前まで攻め上がるシーンが多く、チーム最多6本のシュートを放ったが、多くを上にふかしてしまったのは残念。

5 ヴァウド 6.5
いつも通り1対1の強さを発揮し、ピンチの数を最小限に。攻撃で攻め上がって好プレーを見せるシーンもあった。

2 立田悠悟 6
積極的にチャレンジする守備でピンチの芽を摘み、攻撃ではCKから惜しい場面も。徐々に安定感を増してきた印象。

3 ファン・ソッコ 6.5
1対1で簡単に抜かれる場面もあったが、裏に飛び出すシーンが多く、先制点につながる突破も。攻撃面ではこれまでで最高の内容。

MF
22 ヘナト・アウグスト 7

骨折による長期離脱を乗り越えて試合ごとにパフォーマンスを上げ、今節も幅広い動きで攻守に大きく貢献。妻の妊娠を祝う豪快なミドルシュートで札幌へのリベンジの立役者に。

6 竹内 涼 6(60分 OUT)
中盤でボールを散らしつつ左サイドへの積極的な攻撃参加を見せたが、ラストパスが合わない場面が目立った。

14 後藤優介 6
非常に蒸し暑い中でも攻守の速い切り換えでチームのリズム作りに貢献。あとはどれだけ決定的な仕事を増やせるか。
 

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